パイオニア、miniB-CAS採用の車載用地デジチューナ
-重量を従来モデルから半減。実売3万円
パイオニアは、車載用地デジチューナ「GEX-700DTV」を8月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万円前後。
地デジの12セグ/ワンセグ受信に対応した車載チューナ。チューナとアンテナをそれぞれ2基ずつ備えた「2チューナキャリア合成」により安定した受信を実現している。
2008年発売の2チューナモデル「GEX-P70DTV」から一部機能を省いて低価格化したコストパフォーマンスモデル。700DTVは、データ放送に対応しないほか、エラー補正機能「デジタルリバイズエンジン」を搭載せず、カーナビ側のタッチパネル/リモコンからの操作に対応しないなどの機能差がある。
EPGや字幕表示に対応。受信状況に応じた12セグとワンセグの自動切り替え機能を搭載するほか、中継局をまたぐ場合に、最寄りの中継局を自動で探して切り替わる「オート中継局サーチ」も利用できる。
新たに、SIM形状のminiB-CASカードを採用。重量は前述の「GEX-P70DTV」に比べ約半分の450gを実現している。
映像出力はコンポジットが2系統。音声出力はアナログを1系統備える。外形寸法は164×114×23㎜(幅×奥行き×高さ)。リモコンが付属する。
(2010年 7月 20日)
[AV Watch編集部 中林暁]