東芝、RD型番の「REGZA」DVDレコーダ3機種
-HD Rec対応の「RD-Z300」やシンプルモデルなど
東芝は、DVDレコーダの新モデル「レグザ(REGZA) ハイビジョンレコーダー」3製品を9月上旬から発売する。
RD-R200 |
地上/BS/110度CSデジタルダブルチューナ構成で320GB HDD搭載の「RD-Z300」と、シングルチューナで1TB HDDの「RD-R200」、同320GB HDDの「RD-R100」の3モデルを用意。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はRD-Z300が65,000円前後、RD-R200が6万円前後、RD-R100が5万円前後。
7月に発表したBlu-ray Discレコーダ「REGZAブルーレイ」と同様に、DVDレコーダも従来の「VARIDIA」ブランドから、液晶テレビと同じ「REGZA」に統一。REGZAとの連携などを訴求し、エントリーユーザー向けにラインナップ展開する。
型名 | HDD容量 | チューナ | 実売価格 |
RD-Z300 | 320GB | ダブル | 65,000円 |
RD-R200 | 1TB | シングル | 6万円 |
RD-R100 | 320GB | 5万円 |
新REGZAハイビジョンレコーダーでは、高精細電子番組表(EPG)を搭載。EPGの操作画面もREGZAブルーレイと同様の黒を貴重としたデザインとし、視認性の向上を図っている。タテ/ヨコ表示切替や文字サイズの5段階切替、表示時間の切替(2/4/6時間)に対応する。
スカパー! チューナとの予約連動が可能な「スカパー! 簡単予約連動」や「CATV連動」などの機能も装備。DVDドライブは、DVDビデオの再生のほか、DVD-R/RW/RAMの記録に対応。カートリッジ付きのRAMには対応しない。
チューナはRD-Z300が地上/BS/110度CSデジタル2系統、RD-R200/100が1系統。地上アナログチューナは備えていない。
ダブルチューナモデルの「RD-Z300」は機能を充実させた上位モデルで、USB HDDの増設に対応。最大2TBまでのUSB HDDを8台まで登録できる。また、MPEG-4 AVC/H.264形式での長時間録画に対応(TSEモード)で、最大7倍のTSEモード録画が行なえる。TSE録画したタイトルをDVD-Rなどにダビングする「HDRec」にも対応する。
また、RD-Z300は「スカパー! HD録画」にも対応。さらに、レグザリンク・ダビングにも対応し、対応REGZAのHDDに録画した番組をネットワーク経由で、RD-Z300のHDDダビングしてから、DVD化することもできる。
RD-R200/R100は地上/BS/110度デジタルチューナを各1基搭載。AVC長時間録画やUSB HDD録画などには対応せず、シンプルな操作性を特徴とする。
放送時間とチャンネルを入力するだけで、簡単に録画予約できる「かんたん予約」機能を搭載。リモコンの予約ボタンを押すと、録画予約画面が表示され、日付やチャンネル、番組開始時間を入力すると自動で番組名を表示。録画予約が行なえる。EPGで番組を選んで[決定ボタン]を押すだけで予約完了する「番組表一発予約」も備えている。
各モデルHDMI出力端子を装備し、HDMI CEC機能のレグザリンクにも対応。また、全モデルで、自動的に電源をオフするまでの時間を設定できる「未使用時自動電源OFF」機能を搭載するなどで、消費電力を抑制している。リモコンは通常のリモコンのほか、使用頻度の高いボタンを集約したシンプルリモコンも付属する。
【主な仕様】
- | RD-Z300 | RD-R200 | RD-R100 |
HDD | 320GB | 1TB | 320GB |
チューナ | 地上/BS/110度CS デジタル×2 | 地上/BS/110度CSデジタル×1 | |
USB HDD録画 | ○ | - | |
レグザリンク ダビング | ○ | - | |
HDMI | 1 | ||
入力端子 | S映像×2、コンポジット×2 アナログ音声×2 | ||
出力端子 | D4×1、S映像×1、コンポジット×1、光デジタル音声×1、アナログ2ch音声×1 | ||
スカパー! HD 録画 | ○ | - | |
消費電力 | 44W(2.6W 待機時/ 高速起動ON) | 28W(3.2W 待機時/ 高速起動) | 27W(3.2W 待機時/ 高速起動) |
外形寸法 (幅×奥行き×高さ) | 431×342×72mm | 430×253×67mm | |
重量 | 5.2kg | 4.4kg | 4.2kg |
(2010年 8月 19日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]