独beyerdynamicのテスラ技術搭載ヘッドフォンに密閉型

-「T 5 p」がティアックより発売。実売13万円


 ティアックは、独beyerdynamic製のヘッドフォン「T 5 p」を12月より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は13万円前後。なお、10月30日に行なわれる「秋のヘッドホン祭 2010」に出展され、試聴も可能。

T 5 p

 2009年11月に発売したフラッグシップモデル「T 1」と同様に、1テスラ(=10,000ガウス)を超える強力な磁束密度を生み出すテスラテクノロジーを搭載したヘッドフォン。

 T1はセミオープン型でインピーダンスが600Ω、入力は標準プラグと、ホーム向けモデルに位置付けられているが、T 5 pは密閉型/32Ωで入力はステレオミニとなっており、家庭内だけでなくポータブルプレーヤーでのリスニングも想定。「スタジオモニタースピーカーに匹敵する緻密さとダイナミックなサウンドを併せ持ちながら、自然に音楽を楽しむスタイルを提供する」という。

 再生周波数帯域は5Hz~50kHz、出力音圧レベルは102dB(1mW/500Hz)/最大126dB(300mW/500Hz)。歪率は0.05%以下。許容入力は300mW。ヘッドバンド側圧は約2.8N。イヤーパッドは本革を使用する。

 ケーブルは両出し/ストレート/長さ1.2mで、プラグは金蒸着のステレオミニ/L型。同じく金蒸着の標準プラグアダプタも付属する。航空機用アダプタや、ステレオミニの延長ケーブル、キャリングケースなどが付属する。



(2010年 10月 29日)

[AV Watch編集部 中林暁]