ランサーリンク、3D対応のWireless HDユニット

-実売55,000円。24bit/192kHz音声も無線伝送


WHD-11TRX3D

 ランサーリンクは、無線HD映像伝送規格のWireless HDに対応したHDMI送受信機「WHD-11TRX3D」を2月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は55,000円前後の見込み。

 SiBEAM製のチップセットを搭載し、Wireless HDライセンスを取得したHDMI送受信ユニット。WirelessHDは、60GHz帯を利用して、HD解像度の非圧縮映像を無線伝送できる規格で、出力/入力機器が規格に準拠していれば、他メーカーでも相互に接続できることが特徴。

 WHD-11TRX3Dは、HDMI入力1系統を装備した送信機と、出力1系統を装備した受信機で構成され、1080pのフルHD映像などを無線伝送できる。また、3Dにも対応し、フレームパッキングやサイドバイサイド、トップアンドボトムなどの3D方式をスルー出力できる。音声は最高24bit/192kHzまで対応。HDMI CECのパススルー出力も可能。

 伝送距離は約10m。送信機/受信機とも、外形寸法は162×50.6×86.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は325g(送信機)/315g(受信機)。


(2011年 1月 28日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]