パイオニア、重低音にこだわった「BASS HEAD」2機種

-ヘッドフォンは5,000円、イヤフォンは3,800円


iPhone専用マイクを搭載した「SE-MJ551T」
「SE-MJ551」のカラーは(R)レッド、(G)グリーン、(H)グレー、(L)ブルー、(N)ゴールド、(W)ホワイト

 パイオニアは、重低音再生とファッション性を両立させたというヘッドフォンとイヤフォン「BASS HEAD」シリーズ2製品を、5月中旬に発売する。価格は、密閉ダイナミック型ヘッドフォン「SE-MJ551」が5,000円。カナル型(耳栓型)イヤフォン「SE-CL721」が3,800円。「SE-MJ551」には、iPhone専用マイクを搭載した「SE-MJ551T」も6,200円で用意する。

 カラーは、「SE-MJ551」が(R)レッド、(G)グリーン、(H)グレー、(L)ブルー、(N)ゴールド、(W)ホワイトの6色。iPhone用の「SE-MJ551T」は(H)グレーのみ。イヤフォンの「SE-CL721」は(K)ブラック/レッド、(G)グリーン/レッド、(W)ホワイト/レッドの3種類となる。

 「BASS HEAD」のコンセプトは、「ストリート系ファッションを楽しみ、ダンスやクラブミュージックにも興味を持つユーザーをターゲットに、重低音再生と高いファッション性を持つシリーズ」(パイオニア)と位置付けられている。「SE-MJ551」のデザインは「プロ用機器をイメージさせる」というシンプルで精巧なフォルムを採用。「SE-CL721」は、左右色違いのアシンメトリー(左右非対称)デザインを採用することで、ファション性を高めたという。




■SE-MJ551

 強磁力の希土類マグネットを使用した40mm口径のユニットを搭載し、低音再生を強化。ハウジングは密閉型。ボイスコイルに軽量のCCAW(銅被覆アルミニウム線)を採用することで、広帯域でクリアな音質を実現したという。

 イヤーパッドは交換可能で、標準で装着されたイヤーパッドとは異なる色のパッドも一組同梱。「ファッションスタイルや生活シーンに合わせて付け替えが楽しめる」という。

 ハウジングは反転機構を備え、スイーベル(旋回)も可能。折りたたんで運ぶこともできる。再生周波数帯域は8Hz~28kHz。インピーダンスは32Ω。出力音圧レベルは105dB。最大入力1,500mW。ケーブルは片出しで1.2m。入力は金メッキ仕上げのステレオミニ。ケーブルを除いた重量は220g。

 「SE-MJ551T」のヘッドフォン仕様は「SE-MJ551」と同じ。ケーブルの途中にマイクを備え、スイッチを押して着信応答/終話操作が可能。対応するのはiPhone 3G/3GS/4。リモコン機能は備えていない。



■SE-CL721

SE-CL721。右側の本体とケーブルを赤、左側の本体とケーブルを黒色/緑色/白色にしているアシンメトリーデザインが特徴

 強磁力ネオジムマグネットを使った、9mm径ユニットを採用するカナル型イヤフォン。ユニットから出た音をダイレクトに耳へ届けるため、ユニットとノズルを、耳穴の方向に角度をつけて配置する「イヤーダイレクトマウント構造」を採用し、高音質と装着感の向上を実現したという。

 前述の通り、アシンメトリーデザインを採用しており、右側の本体とケーブルを赤、左側の本体とケーブルを黒色/緑色/白色にしているのが特徴。

 再生周波数帯域は5Hz~22kHz。インピーダンスは16Ω。最大入力は100mW。出力音圧レベルは110dB。ケーブルは1.2m。ケーブルを除いた重量は5g。イヤーピースはXS/S/M/Lを同梱する。



(2011年 4月 21日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]