ハーマン、iPhone対応したJBL一体型オーディオ
-スロットインCDドライブを搭載した「JBL MX150」
JBL MX150 |
ハーマンインターナショナルは、iPhone/iPod用DockやCDプレーヤー、FMラジオなどを統合したJBLブランドの一体型オーディオシステム「JBL MX150」を8月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9万円前後。
CDやiPhone/iPod、FMの再生が可能な一体型オーディオシステムで、2008年発売の「JBL MX100」の後継機となる。MX100からの変更点として、新たにiPhoneに対応した。
一体型のボディに2ウェイのステレオスピーカーと、定格出力30W×2chのデジタルアンプを内蔵。ボディ左脇に付属のiPhone/iPod用Dockを装着し、iPhone/iPodからの音楽再生や映像出力に対応する。対応機種はiPhone 4/3GS/3GとiPod touch、第2世代以降のiPod nano、iPod classic、第5世代iPod。
付属のリモコンでiPhone/iPodの操作も可能となっているが、iPhone、iPod touchは、音楽再生に関するメニュー操作のみリモコン操作に対応。第6世代iPod nanoは音楽再生/一時停止、曲送り、曲戻し、レイヤーバックの操作が行なえる。
上部にディスプレイを装備 | スロットイン型のCDドライブを搭載 | iPhoneに対応 |
ユニット部(実際にはグリルは取り外せない) |
本体前面にスロットローディング式のCDプレーヤーを装備。MP3やWMAを記録したCD-R/RWの再生も可能となっている。スピーカーは、125mmパルプコーンウーファと19mm径のチタンラミネートツィータによる2ウェイ。
JBLのハイエンドスピーカー開発チームのサウンドエンジニアとデザイナーが開発に携わり、高品位なデザインと音質の両立を図っている。再生周波数帯域は65Hz~20kHz。ステレオミニのアナログ音声入力と、ヘッドフォン出力を装備。背面にアナログ音声入力(RCA)と、デジタル/アナログ音声入力(丸型/ステレオミニ)、サブウーファ用音声出力をそれぞれ1系統、iPhone/iPod用映像出力×2(S映像/コンポジット)を備えている。
FMチューナは、6局までのプリセットが可能。アラームクロックも内蔵している。本体右脇のコントロールパネルで基本操作が行なえるほか、リモコンも付属する。Dock装着時の外形寸法は585×194×252mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7kg。電源はACアダプタ。
(2011年 7月 27日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]