LG、25,000円の21.5型「CINEMA 3D」液晶ディスプレイ

-偏光3Dメガネが付属。3D変換ソフトも


D2242P-PN

 LGエレクトロニクス・ジャパンは、偏光方式3D表示に対応した21.5型液晶ディスプレイ「D2242P-PN」を8月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は25,000円前後。

 21.5型/1,920×1,080ドットのTN液晶パネルを搭載するディスプレイ。偏光方式の3D映像表示に対応し、電源不要で軽量なパッシブ3Dメガネで立体視が可能。4月に発売済みの「D2342P-PN」や液晶テレビ「LW5700シリーズ」とともに、偏光方式の3D立体視「CINEMA 3D」を訴求していく。

 重量16gの標準タイプと、8gのクリップオンタイプの2つの偏光3Dメガネが付属。アクティブシャッター方式と異なり、メガネの開閉がなく、3D表示時のフリッカーやクロストークが少ないことなどを訴求する。輝度を上げて3Dメガネを通しても明るい画質を楽しめる「3Dカラーエフェクト」を搭載する。

 Blu-ray 3Dのほか、サイドバイサイドとトップアンドボトム、ラインバイラインなどの3D方式に対応。3Dの深度調整も可能となっている。パソコン用ソフト「TriDef」も同梱し、DVDやゲームなど2D動画/静止画を3Dに変換できる。

 バックライトはLED。輝度は250cd/m2。コントラスト比は1,000:1で、コントラスト拡張の「DFC」ON時は500万:1。視野角は2D表示時が上下160/左右170度で、 3D時は上下12/左右80度。応答速度は5ms(G to G)。入力はHDMIとHDCP対応DVI、アナログRGB(D-Sub 15ピン)が各1系統。

 消費電力は34W(待機時0.5W以下)。外形寸法は508.7×166.4×387.6mm(幅×奥行き×高さ)。スタンドを含む重量は3.0kg。


(2011年 8月 8日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]