パイオニア、音にこだわった7型フォトフレーム

-臨場感/ステレオ感を向上。720p動画対応


「HAPPY FRAME」(HF-T730)

 パイオニアは、音楽再生時の音に臨場感を持たせるデジタルフォトフレーム「HAPPY FRAME」(HF-T730)を、12月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12,800円前後。カラーバリエーションはブラック(K)、レッド(R)、ホワイト(W)の3色で展開する。

 7型/800×480ドット(アスペクト比16:9)の液晶と2GBの内蔵メモリーを備えたデジタルフォトフレーム。バックライトにはLEDを採用。「バーチャルワイドテクノロジー」を搭載し、音楽再生時に「豊かな臨場感とステレオ感を実現する」としている。また内蔵している10種類のヒーリングサウンドを、スライドショーに併せてミックス再生可能な「サウンドスケ-プ機能」を搭載する。約1.0W×2のステレオスピーカーを内蔵し、ステレオミニ入力によりオーディオプレーヤーなどの外部スピーカーとして使用することも可能。

HF-T730-K

 再生対応フォーマットは動画が1,280×720ドットまでのMPEG-4 AVC/H.264(AVI、MOVとMotionJPEG)で、音楽がMP3、WMA、静止画がJPEG。静止画機能として、スケッチ、モノクロ、セピアの各種効果をかけてアレンジできる「カラー効果機能」を搭載する。また17種類のスライドショーパターンや、多彩な時計表示/カレンダー表示のデザインを内蔵し、ユーザーの好みに合わせたアレンジも可能。縦置きや横置き、壁掛けに対応する。

 SD/SDHCカードスロット(MMC規格メモリーカード対応)とメモリースティックスロット、2系統のUSB端子(うち1系統はミニ)を搭載する。電源はACアダプタを使用し、消費電力は最大約9.9W、待機時約1.6W。自動オン/オフタイマー機能を備えている。外形寸法は約222×31×150mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約495g。リモコンが付属する。


(2011年 11月 21日)

[AV Watch編集部 庄司亮一]