オリンパス、動画対応PCMレコーダ「LS-20M」を機能強化

-専用ウインドスクリーン「WJ-3」の発売も


新しく追加される映像エフェクト「Watercolor」の使用イメージ

 オリンパスイメージングは15日、フルHD動画撮影対応リニアPCMレコーダ「LS-20M」に4つの機能を追加するアップデートプログラム(Ver.1.10)を無償公開した。

 また、野外での録音時に風切音を低減する専用ウインドスクリーン「WJ-3」を、2月24日に発売する。価格は6,300円。

 アップデートにより、パソコンに接続して撮影する際の設定を、通常録画と同じく詳細に行なえるようになる。設定可能になる項目にはマイク感度、録音レベルのマニュアル調整、ホワイトバランスや露光補正、「マジックムービー」などの映像エフェクト加工が含まれる。また、「マジックムービー」には新しいフィルターとして、水彩絵具でぼかしたような映像エフェクト「Watercolor」が追加される。

 そのほか、ファイルトリミング機能や、音声や動画のスキップ/逆スキップ再生、動画の一時停止機能を追加。トリミングモードではLS-20M本体の操作で録り始めや録り終わりを削除できるようになる。またスキップ機能は10秒・30秒・1分・5分・10分の5種類が選択可能となる。

 アップデートの手順は、付属のSDカードを挿入した本体にダウンロードしたプログラムをコピー。取り外し後に電源を切り、製品同梱のACアダプターに接続して実行する。

 このほか、オプション品の専用ウインドスクリーン「WJ-3」も発売。LS-20M上部に装着して使用し、野外での録音時に風切音の低周波成分を約20dB低減できるとしている。

WJ-3LS-20M本体に装着したところ

(2012年 2月 15日)

[AV Watch編集部 庄司亮一]