KDDI、持ち運べる「Stick型Smart TV」をCEATECで参考展示

「Smart TV Box」や、音声合成など最新技術も


Smart TV Box

 KDDIは、幕張メッセで10月2日~6日(一般公開は3日~)に開催される「CEATEC JAPAN 2012」の出展概要を発表。この中で、Android 4.0搭載STBの「Smart TV Box」の展示や、持ち運びできる「Stick型Smart TV」の参考出展などを明らかにした。

 KDDIブース(ホール4内)では、世界初のAndroid 4.0搭載CATV用STBとして7月に発表された「Smart TV Box」を展示するほか、簡単設定で利用できて持ち運びも可能な「Stick型Smart TV」も参考出展する。また、スマートフォンやタブレット、テレビなどで楽しめる「ビデオパス」などのコンテンツやアプリも展示する。

 そのほかの最新技術として、「HTML 5を使ったマルチデバイス連携」や、スマートフォン向けの「掌紋認証」 、スマートフォンで手軽に音声合成が行なえる「おしゃべりエンジンN2」、高齢/難聴者向けの「補聴機能強化ケータイ」も出展。iPhone向けソリューションの広がりや、「4G LTE」などネットワーク整備への取り組みなども紹介する。

 なお、4日には、同社の高橋誠専務による「KDDIが目指す3M戦略と今後の展望」と題したキーノートスピーチも行なわれる。キーノートスピーチへの参加は無料だが、事前申し込みが必要。そのほか、報道機関向けに、Smart TV Boxの概要や提供予定の最新サービス/アプリの説明、デモも行なわれる予定。



(2012年 9月 26日)

[AV Watch編集部 中林暁]