ニュース

ソニー、“テーブルトップPC”「Tap 20」の新モデル

CPU強化の2モデル。3月9日発売で実売16万円から

Tap 20 13年春モデル(SVJ20229CJW)

 ソニーは、VAIO 2013年春モデルを発表。“テーブルトップPC”「Tap 20」の新製品を3月9日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、Tap 20の「SVJ20229CJW」が18万円前後、「SVJ20228CJW」が16万円前後。カラーはホワイトで、CTO販売のオーナーメードモデルにはブラックも用意する。

 リビングなどでの利用を想定する液晶一体型“テーブルトップPC”。背面に可動スタンドを備え、水平状態にもできる。1,600×900ドットの20型IPS液晶を備え、10点マルチタッチ対応。バックライトはLED。コントラスト向上と輪郭強調を行なう「モバイルブラビアエンジン2」を搭載する。

 OSはWindows 8(64bit)。新たにOffice Home and Business 2013をプリインストールしている。従来モデルとの主な違いはCPU強化で、上位モデルの「SVJ20229CJW」はCore i7-3537U 2GHz、下位の「SVJ20228CJW」は、Core i5-3337U 1.80GHzを搭載。Core i3の下位モデルを無くし、2モデルでの展開となる。メモリはSVJ20229CJWが8GB、SVJ20228CJWが4GB。HDDはどちらも1TB。

 ソニーオリジナルのソフトウェアとして、写真や動画の管理、ショートムービーの作成が行なえる「PlayMemories Home for VAIO」や、SCEのネットワークレコーダ「nasne」と連携する「VAIO TV with nasne」などを搭載。フォトレタッチソフトの新バージョン「Adobe Photoshop Elements 11」も搭載する。

 カメラは有効131万画素の「Exmor R for PC」CMOSセンサーを備える。NFCやBluetooth 4.0も搭載。HDMI入出力は搭載しない。

 2.1chスピーカーを内蔵。独自のデジタル信号技術をワンタッチで最適化する「ClearAudio+」を搭載するほか、S-FORCEフロントサラウンド3Dや、ドルビーホームシアターv4にも対応する。

 両モデルとも内蔵バッテリで約3.5時間の動作が可能。外形寸法と重量も共通で、最小傾斜時は約504×187×304mm(幅×奥行き×高さ)、最大傾斜時は高さ45mm、奥行き312mm。バッテリを含む重量は約5.2kg。外付けBDXLドライブが付属する。

背面の可動スタンドで角度を調整可能
外付けBDXLドライブが付属

(庄司亮一)