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アクシス、Dan D'Agostinoの「MOMENTUM」プリアンプ

アルミ削り出し筐体で電源部を分離。441万円から

MOMENTUM PREAMPLIFIER

 アクシスは、米Dan D'Agostino(ダン・ダゴスティーノ)ブランドのプリアンプ「MOMENTUM PREAMPLIFIER」を4月より発売する。価格は、シルバーモデルが441万円、ブラックモデルが472万5,000円。

 Dan D’Agostinoは、KRELLを創業したDan D’Agostino氏が立ち上げたブランド。モノラルパワーアンプの「MOMENTUM Monoblock」(ペア724万5,000円~)や、ステレオパワーアンプの「MOMENTUM STEREO」(378万円~)を発売中で、新モデルの「MOMENTUM PREAMPLIFIER」は、これらの機種との組み合わせを想定している。

 上記のMOMENTUMパワーアンプと同様に、肉厚のアルミブロックを削り出したシャーシと、先進の回路技術を採用し、コネチカットの工場で手作りしているというプリアンプ。入出力端子はバランス(XLR)で、入力が6系統、出力が2系統。

 中央には、ボリュームレベルのメーターを備え、周囲のリングを回すことで調整可能。ボリューム調整機構には、光コントローラーによるリレー制御でラダー抵抗を切替える回路をバランス構成。最大レベルから-47dBまでは0.5dBステップ、-47~-70dBまでは1dBステップ、-84dBまでを2dBステップで調整できる。これとは別に、0.5dBステップで±10dB可変のL/Rバランス調整も、リモコンから操作できる。

 オーディオ回路部は、全パーツをスルーホール基板にマウントしハンダ付け。オペアンプを使用しない完全ディスクリート・バランス構成となっている。ゲインステージ全段には、高速カレントミラーによるゼロ・フィードバックのピュアコンプリメンタリ回路を導入。優れた位相直線性と低ノイズ特性を実現したという。ディスクリート基板は、L/Rごとにフロントエンド、ボリューム、アウトプットを独立させた計6枚のボードに分離して、セパレーション特性を高めている。

 電源部は本体から分離されたアルミブロック削り出しの別筐体に収める。電源トランスはアンプセクション用とコントロール系統用のデュアル構成。アンプ用の二次側はL/Rで完全分離されている。電源部を本体の下に位置させ、重心を安定化。本体からのスパイクを受け、優れたインシュレーション効果が得られるという。

 歪み率は0.035%以下、SN比は105dB。スタンバイ時の消費電力は1W未満。外形寸法は本体が450×300×108mm(幅×奥行き×高さ)、電源部が275×200×75mm(同)。重量は18kg。リモコンが付属する。

中央のボリュームメーター部
背面。電源部は別筐体(下段)になっている

(中林暁)