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米Microsoft、BD搭載新ゲーム機「Xbox One」発表

TV視聴や音声操作。8コアCPU、8GBメモリ搭載

「Xbox One」の本体

 米Microsoftは21日(現地時間)、新しいゲームプラットフォーム「Xbox One」を発表した。テレビ視聴機能や、Skypeを用いたコミュニケーション、音声での操作など、ゲーム以外の機能も充実しているのが特徴。発売時期は「世界で今年の末に発売」としている。価格などの詳細は未定。

 ゲーム機本体と、1080/30fps撮影が可能なカメラやマイクを備えたKinectユニット、コントローラーで構成。Kinectは、プレーヤーの動きを検知できるだけでなく、筋肉の動きなども検知できるという。

本体とKinectユニット、コントローラーで構成される
本体のフロント左側にBDドライブが見える
スティックを2つ備えたコントローラー
本体のスペック
Skype機能でビデオチャットをしているところ
テレビを見ているところ

 ホーム画面に戻る、テレビの呼び出し、チャンネルの選局、Skypeでフレンドを呼び出しての通話、音楽再生など、声で本体の操作ができるのが特徴。「Xbox go home」(ホーム画面に戻る)などと、ゲーム機に呼びかけるようにして操作する。また、例えばスポーツ番組を視聴中に、選手の情報を呼び出し、テレビ映像と共に表示する事も可能。テレビはSTBからの映像をXbox Oneをスルーして表示する。

 CPUは8コア。8GBのメモリと、500GBのHDDを内蔵。Blu-rayドライブも装備する。Xbox 360世代では、マイクロソフトは東芝などとともに「HD DVD」を推進したが、Xbox OneではBlu-ray Discを採用した。IEEE 802.11nに対応する無線LAN機能を内蔵。USB 3.0端子も備え、HDMI入出力も装備する。

Kinectの機能も強化されている
様々なサービスが提供される見込み

(山崎健太郎)