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オヤイデ、3cm 2,520円のPCOCC-A導体ステレオミニケーブル。120cm長も

 オヤイデ電気は、導体にPCOCC-Aを使用したステレオミニケーブル2種を1月31日に発売する。価格は、ケーブル長3cmの「HPC-MSS」が2,520円、120cmの「HPC-MSL」が3,150円。

【訂正】
 記事初出時に「オヤイデ電気秋葉原店と直販サイト限定発売」としておりましたが、誤りでした。一般の店舗でも販売されます。お詫びして訂正いたします。(2014年1月23日)

ケーブル長3cmの「HPC-MSS」
ケーブル長120cmの「HPC-MSL」

 オヤイデ電気の開発スタッフである “オーディオみじんこ”こと荒川敬氏が手掛けたステレオミニケーブル。ポータブル機器の接続に利用できる3cm長のモデルは端子間が40mm以内の接続に対応。また、ステレオミニ端子を備えたヘッドフォンの交換ケーブルとして利用できる120cm長も用意する。

 優れた信号伝送とフレキシビリティを両立するため、PCOCC-A導体をリッツ線とし、絶縁被膜を薄くすることで「ケーブルを極限まで細くした」という。AWG28リッツ線の4芯スターカッド構造で、中心部に引張り強度に優れたアラミド繊維を配置。それをエラストマー樹脂で被覆し、最外装をテトロンスリーブで保護することで、耐久性を高めている。

 24K金メッキのプラグは、ストレート型とL型の利点を併せ持つという「カーブドプラグ」を採用。ポケットやカバンの中に入れたときなどにケーブルの根元にかかるストレスを、カーブドプラグで受け流すとしている。

ケーブル構造図
カーブドプラグ
使用イメージ

(一條徹)