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ソニー、ワンセグも録音でき、音質も向上したポータブルラジオレコーダ
(2014/10/3 13:06)
ソニーは、AM/FMに加え、ワンセグ放送の音声も受信でき、録音も可能なポータブルラジオレコーダ「ICZ-R250TV」を10月18日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は24,000円前後。
「ICZ-R51」の後継モデル。AM/FMに加え、ワンセグ放送の音声も受信できるのが特徴。リアルタイム録音だけでなく、予約録音も可能で、最大20番組の予約が登録可能。日時(1回のみ)、曜日設定、毎日の指定も可能。ワンセグ音声の録音も可能だが、録音したファイルは、録音に使ったICZ-R250TVでしか再生できない。
録音したファイルを効率的に検索できる「録音済みファイル」ボタンを装備。最後に録音したファイル、未再生ファイル、カレンダー検索、AM/FM/TV他といった条件での検索が可能。
マイクも備えており、外部の音を録音する事も可能。録音形式はMP3/リニアPCMで、PCMはマイク利用時のみ。PCMは44.1kHz/16bit、MP3は192/128/48kbpsから録音モードが選択できる。内蔵メモリ8GBに記録できるほか、SD/SDHCカードスロットも装備する。
音楽ファイルの再生も可能。44.1kHz/16bitのリニアPCMと、MP3/WMA/AACの再生をサポートする。ヘッドフォン出力や、ステレオミニのマイク入力端子も装備。
本体にラジオ用のロッドアンテナを備えるほか、ワンセグ専用のアンテナも搭載する事で、より安定した受信を実現したという。初期設定で、居住地域を選択するだけで、受信できるラジオと放送局がセットされる。2カ国語放送にも対応しており、主音声/副音声が切り替えられる。
天面にお気に入り放送局を登録できるボタンを5つ搭載。従来モデルのICZ-R51は側面に3つだったが、数を増やし、より操作しやすい配置にしたという。
音質も向上。筐体内に専用スピーカーBOXを内蔵し、バスレフ方式を採用する事で、豊かな低域再生を実現したという。また、録音したファイルのスピーカー再生時のみの機能となるが、デジタル信号処理を用いて、ワンタッチでスピーカー特性を最適化する独自の「Clear Audio+」も利用できる。搭載ユニットは39mm径で、最大出力は500mW×2ch。
語学学習用の機能として、録音ファイル再生時には、書き取り学習法に使えるディクテーション再生が可能。一定区間を再生した後、自動的に停止するもので、その区間を聞き取れるまで繰り返し再生でき、聞き取れたら書き取るディクテーションの練習に利用できる。
天面の右側には大きなアナログボリュームも搭載。筐体はラウンド形状で、持ちやすくなっている。内蔵バッテリでの動作時間は、従来モデルの最大約11時間から、最大20時間へとアップ。単3アルカリ電池×4本でも動作する。ACアダプタでの動作も可能。
外形寸法は約215.4×57.2×124.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は電池抜きで約890g、乾電池4本を含めると約982g。