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ボーズ、喋るようになった新小型Bluetoothスピーカー「SoundLink Mini II」

 ボーズは、コンパクトなBluetoothスピーカー「SoundLink Mini」の後継モデル、「SoundLink Mini Bluetooth speaker II」を6月26日に発売する。価格は25,000円。

「SoundLink Mini II」はホワイトモデル、ブラックモデルの2色展開に

 従来モデルはシルバー筐体だったが、新モデルではパールとカーボンの2色展開。表面はビーズブラスト仕上げで指紋がつきにくく、陽極酸化処理で耐久性を高めている。

ホワイトモデル
ブラックモデル
ビーズブラスト仕上げで指紋がつきにくい

 機能的な強化点は、Bluetooth接続したスマートフォンを、スピーカー側から操作するマルチファンクションボタンを天面に備えた事。音楽の再生/停止、トラック送り/戻しが可能。スピーカーからスマホの音量調整を行なう際も、より細かなステップで調整できるようになった。

 さらにマイクも新搭載。ハンズフリー通話が可能になり、スマートフォンに着信した際にマルチファンクションボタンを押せば受話、そのままスピーカーに向けて会話し、終話後には音楽の続きが再生される。

 BluetoothはA2DPプロファイルに対応。2台のスマートフォンと同時接続し、片方のスマホの音楽を停止すると、もう片方のスマホの音楽をすぐに再生できるマルチポイント登録にも新たに対応している。

 バッテリ残量や、ワイヤレス接続した機器の名前を読み上げる音声ガイド機能も新搭載。側面にステレオミニのライン入力と、充電用の端子を備えているのは従来モデルと同じだが、新モデルでは充電用端子が専用ではなく、USB端子となった。

 充電用台座も同梱しており、こちらの入力もUSB端子に変更。USB経由での充電が可能になったほか、コンセントから充電するための変換アダプタも同梱する。

充電用端子がUSBになった
天面に操作ボタンを備えている

 それ以外の仕様は従来モデルと同じ。前面の左右にユニットを各1基内蔵。さらに、中央にパッシブラジエータを2基、正対するように配置している。独自開発のユニットには、リング型のネオジウムマグネットを採用する事で出力を強化。クリアな中高域を再生すると共に、そのパワーでパッシブラジエータもパワフルに駆動。サイズを超えた低域再生能力を実現したという。このパッシブラジエータ機構は「デュアル・オポージング・パッシブラジエータ」と名付けられている。

 独自のデジタルシグナルプロセッシンングで、どのような音量でもバランスのとれた再生ができるよう調整。ボリュームや入力切り替えなどの操作ボタンは天面に備えている。

 外形寸法は180×59×51mm(幅×奥行き×高さ)、重量は従来モデルは655gだったが、新モデルは670gになっている。通常の音量で約10時間の連続再生が可能。

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SoundLink Mini
Bluetooth speaker II

(山崎健太郎)