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パイオニア、DSD 11.2MHz/MQA対応のAndroidハイレゾポータブル「XDP-100R」
(2015/9/4 00:00)
パイオニアは、ドイツ・ベルリンで9月4日(現地時間)から開催される「IFA 2015」の開幕前プレスカンファレンスにおいて、パイオニアブランドで初となるハイレゾ対応のポータブルオーディオプレーヤー「XDP-100R」を発表した。欧州で11月に発売し、価格は未定。
DSDやFLAC/WAVなどのネイティブ再生に対応したポータブルプレーヤー。DSD 11.2MHz、FLACやWAVは384kHz/24bitまで対応。USB経由でUSB DACなどへの出力も可能で、その場合、接続相手のDACが対応していればDSD 11.2/5.6MHzのネイティブ再生が可能。本体のヘッドフォン出力時はPCM変換となる。
さらに、ロスレス方式の「MQA」再生にも対応した。音楽配信のonkyo music(e-onkyo musicの海外版) をPCレスで購入/ダウンロードできる。
前面に4.7型で1,280×720ドットのタッチディスプレイを備え、OSはAndroid 5.1.1。Google Playからのアプリダウンロードが可能。SpotifyやDEEZER、TIDALの各配信サービスにも対応する。側面に電源やボリューム、再生/一時停止などのハードウェアボタンを装備する。CPUはクアッドコア。
記録メディアは、内蔵の32GBメモリとmicroSDカードで、microSDスロットは2基装備(各128GB対応)。合計で最大288GBまで対応する。Wi-Fiを内蔵し、据え置きのオーディオ機器からワイヤレスで受信して、192kHz/24bitのなどの音楽を再生することも可能。Bluetoothも搭載し、aptXコーデックもサポートする。
DACはESS製のSABRE ES9018K2M。ヘッドフォンアンプはSABRE 9601K。なお、スマートフォンなど他のプレーヤーの外部アンプとしては利用できず、プレーヤー専用機となる。
筐体はアノダイズ仕上げのアルミ製で、重量は200gを切る。同社が'14年に発売したポータブルアンプの「XPA-700」と共通のデザインを採用し、天面にバンパーを備える。連続再生時間は約10時間。