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オーテク、シバタ針採用のVMカートリッジ「AT150Sa」
7,400円のVMカートリッジ入門モデル「AT95E」も
(2015/10/9 09:20)
オーディオテクニカは、シバタ針を採用したVMカートリッジ「AT150Sa」や海外で人気という7,400円の入門モデル「AT95E」などVM型カートリッジ5製品を11月13日より発売する。価格は7,400~91,000円。
シバタ針採用のVMカートリッジ「AT150Sa」
シバタ針採用のMCカートリッジ「AT33Sa」のノウハウを詰めこんだというVM型のカートリッジ。シバタ針特有の美しい中高音や、張り出し感あふれるメリハリ有る中域やボリューム感などが特徴という。価格は91,000円。
VM型デュアルマグネットシステムと高性能パラトロイダル発電系を採用し、音質を向上。微細振動をシャットアウトする堅牢メタルダイキャストボディにより、シールド効果と低域の分解能を高めている。
テーパー加工により振動系先端部を軽量化したアルミテーパーカンチレバーを採用。コイルはPCOCC。
再生周波数範囲は20Hz~25kHz。出力電圧は4.0mV(1kHz、5cm/sec.)。チャンネルセパレーションは30dB(1kHz)。出力バランスは1.0dB(1kHz)、針圧は1.0~1.8g(1.4g標準)。垂直トラッキング角は23度。コイルインピーダンスは3.2Ω(1kHz)、直流抵抗は800Ω、負荷抵抗は47kΩ以上。
外形寸法は17.3×28.2×17mm(幅×奥行き×高さ)。重量は8g。非磁性体ドライバーやワッシャ×2、プロテクタ、カートリッジ取り付けビス、PCOCCリード線セットなどが付属する。
AT120Eb/HSB
ロングセラーのヘッドシェル付きVMカートリッジ。無垢楕円針とアルミニウムパイプカンチレバーにより高域を再現性能を向上した。価格は27,400円。
VM型デュアルマグネットシステムと、高い発電効率を誇り、磁気損失が極めて少ないパラトロイダル発電系を採用。左右の発電系をセンターシールドプレートでセパレートし、電気的なクロストークを低減。コイルはPCOCC。アルミ製のヘッドシェル「AT-HS10」が付属する。
再生周波数範囲は20Hz~25kHz。出力電圧は4.0mV(1kHz、5cm/sec.)。チャンネルセパレーションは28dB(1kHz)。出力バランスは1.0dB(1kHz)、針圧は1.0~1.8g(1.4g標準)。垂直トラッキング角は20度。外形寸法は21×70.3×21.3mm(幅×奥行き×高さ)。重量は16.8g。
AT100E/HSB
AT100シリーズに軽量アルミ製ヘッドシェル(AT-HS10)を付属したVMカートリッジ。価格は13,800円。
接合楕円針とアルミニウムパイプカンチレバー採用する。VM型デュアルマグネットシステムと、高性能パラトロイダル発電系を用い、2枚のコアを積層することで高域特性を改善。左右の発電系をセンターシールドプレートでセパレートすることで、電気的なクロストークを低減したという。
再生周波数範囲は20Hz~20kHz。出力電圧は4.5mV(1kHz、5cm/sec.)。チャンネルセパレーションは27dB(1kHz)。出力バランスは1.5dB(1kHz)、針圧は1.0~1.8g(1.4g標準)。垂直トラッキング角は23度。外形寸法は21×70.3×21.3mm(幅×奥行き×高さ)。重量は16.8g。
AT95E、AT95E/HSB
「AT95E」は、海外で人気というVMカートリッジ入門モデルの日本版。「AT95E」はアルミヘッドシェル(AT-HS10)付属モデルとなる。価格はAT95Eが7,400円。AT95E/HSBが11,800円。
接合楕円梁とアルミニウムパイプカンチレバーにより、振動系全体を軽量化。再生周波数範囲は20Hz~20kHz。出力電圧は3.5mV(1kHz、5cm/sec.)。チャンネルセパレーションは20dB(1kHz)。出力バランスは2.0dB(1kHz)、針圧は1.5~2.5g(2.0g標準)。垂直トラッキング角は20度。外形寸法/重量は、AT95Eが17×30.5×17.2mm/5.7g、AT95E/HSBが21×66.1×20mm(幅×奥行き×高さ)/16.2g。