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OTOTOY、購入曲の再ダウンロード期限を撤廃。BitCach/PayPal決済も導入

 音楽配信サービスの「OTOTOY」は30日、購入した楽曲の再ダウンロード期限の撤廃や新たな決済方式の導入など、3つのサービス拡充を発表した。

OTOTOY

 これまで購入から30日間となっていた再ダウンロード期限を撤廃。これにより、配信停止楽曲など一部の音源を除き、購入後はいつでも音源の再ダウンロードが可能になる。なお、再ダウンロード期間が無期限になったことに合わせて、低価格で再ダウンロードできる「ライフタイム」サービスは廃止された。

 再ダウンロード時は、ALAC(Apple Lossless)やFLAC、WAV、AAC、MP3など購入時にダウンロード可能だったフォーマットの中から好きな形式を選べる。ただし、DSDで配信している楽曲は、同じアルバムでもFLAC/ALACなどは別作品として販売されているため、再ダウンロードする場合はDSD形式のみ。同様に、FLACで買った曲をDSDで再ダウンロードすることはできない。

 決済方法としては、「BitCash」と「PayPal」の2つを新たに導入。コンビニでの現金払いに対応したBitCashにより、クレジットカードを持っていない人も、従来の銀行振込やプリペイドカード「おとぷり」以外の購入方法が用意された。また、世界のネットショッピングで使われているPayPalにも対応したことで、より多くの人がクレジットカード決済をしやすくなる。

「BitCash」と「PayPal」にも対応
プリペイドカードの「おとぷり」

 プリペイドカードの「おとぷり」は、ヤマダ電機グループ全国70店舗でも販売を開始。これまでのビックカメラ、ソフマップ、コジマ以外にも、店頭販売を拡大した。対象店舗は、OTOTOYのサイト内で案内している

(中林暁)