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東芝4K REGZA Z10X/J10XがHDR対応へ。ハイダイナミックレンジ復元も強化

 東芝ライフスタイルは、REGZA Z10X/J10XのHDMI入力をHDR(ハイダイナミックレンジ)フォーマット入力対応とするソフトウェアアップデートを12月22日から開始する。

HDR信号対応する「58Z10X」
REGZA Z10X/J10Xシリーズ

 REGZA Z10X/J10Xは、2014年発売のREGZA上位シリーズで、いずれも4K/3,840×2,160ドットの4K液晶を搭載する。バージョンアップの対象機種は、65Z10X、58Z10X、50Z10Xと、55J10X/49J10X/43J10Xの6モデル。

 アップデートにより、4系統のHDMI入力のうち[HDMI 3]の1系統がHDR信号入力対応となり、入力したHDR信号を忠実に再現可能になる。さらに、伝送時の圧縮などに伴い欠落した信号を復元し、ダイナミックレンジを拡張する「インテリジェント・ハイダイナミック復元」の性能向上も行なわれる。

 バージョンアップは、BSデジタル放送波ダウンロードで12月22日から提供。サーバーダウンロードは12月24日から、地デジ放送波は'16年1月11日から提供開始する。なお、2015年の新モデルZ20Xシリーズは発売時からHDMI入力のHDR対応済みで、12月17日から4K VODサービスのHDR信号に対応する。また、J20Xシリーズは、2016年2月HDR対応予定。

(臼田勤哉)