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iFI-Audio、DACやノートPCのDC電源ノイズを低減する「iPurifier DC」

 トップウイングは、英iFi-Audioの新製品として、オーディオ機器とDCアダプタの間に接続して電源ノイズを低減するという「iPurifier DC」を2月13日に発売する。価格は16,000円。

iPurifier DC

 一般的なスイッチング電源をオーディオグレードに高められるというアダプタ。5.5×2.1mmのDCコネクタを備え、DACや外付けHDD、ノートPCなどとDCアダプタの間に挟むように接続して使う。対応するDCアダプタは5V~24V(最大3.5A、84W)のもので、サイズの異なるDCコネクタ向けに5.5×2.5mm用と3.5×1.35mm用の変換ケーブルを同梱する。

5.5×2.1mmのDCコネクタを備える
付属の変換ケーブル

 フランスの戦闘機・ラファールに使われている軍事用レーダー技術をオーディオ向けに応用したアクティブ・ノイズ・キャンセレーションを搭載。ノイズ信号と逆位相の信号を発生させることでさまざまなノイズを能動的に打ち消すという。筐体には磁気遮蔽の航空機グレードアルミシャーシを使っている。

 iPurifier DCを介することでノイズフロアを50~100dB引き下げ、可聴帯域のノイズを316~10万分の1に低減できるとする。使用時の音質変化については「背後の音や内部の解像度が前面に出てくる。音がいっそうなめらかになり、アナログのような良い音になる」としている。

iFI-Audio製品などと組み合わせて使える
外付けBDドライブと組み合わせた例

(庄司亮一)