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オンキヨーDP-X1とパイオニアXDP-100Rが、フォルダ再生対応アップデート開始

 オンキヨー&パイオニアイノベーションズは、Android搭載ハイレゾプレーヤー「DP-X1」と「XDP-100R」用の再生アプリ「Music」において、フォルダ再生機能を追加するなど機能強化を図った最新版v1.1.0へのアップデートを開始した。

オンキヨー「DP-X1」とパイオニア「XDP-100R」

 アップデート内容は12日に予告されていたもので、フォルダ再生機能と、ライブラリ・タブの編集機能を各モデルに追加。音楽再生の安定性向上も図っている。

フォルダ再生機能

 フォルダ再生機能では、内部ストレージ、2基のmicroSDカード、USB端子に接続されたUSBデバイスに保存されている、フォルダのディレクトリ構造を階層表示。各フォルダに保存された音楽ファイルの1曲再生/全曲再生が行なえる。曲はファイル名で表示され、ファイル名が長い場合は最大3列までの折り返し表示が可能。

ライブラリ・タブの編集機能

 ライブラリ・タブの編集機能では、横スクロールタイプのライブラリ画面のタブの並び順や、表示/非表示をユーザー自身でカスタマイズできるようになる。変更時は、設定タブの下にある「タブを編集」を選ぶ。従来のライブラリ画面には、プレイリスト/アーティスト/アルバム/曲/ジャンル/コンピレーション/作曲者/フォーマットの順で各項目が並び、変更できなかった。

 DP-X1とXDP-100Rは、最大384kHz/24bitのFLAC/WAVやDSD 11.2MHz再生(ヘッドフォン出力時はPCM変換)に対応するハイレゾプレーヤー。DP-X1はバランス出力できる2.5mm 4極のヘッドフォン出力を備えており、XDP-100Rはバランス出力には非対応。

(庄司亮一)