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サイバーリンク、5,980円のアクションカメラ向けビデオ編集ソフト

 サイバーリンクは11日、アクションカメラ向けのビデオ編集ソフト「ActionDirector」を発売した。ダウンロード版の価格は5,980円。直販サイトでは発売記念セットとして、エフェクト用テンプレート「アクションパック」(単品価格2,980円)を無料で同梱している。対応OSはWindows Vista/7/8/8.1/10。

ActionDirector

 アクションカメラで撮影した映像を使い、ショートムービーを制作できる編集ソフト。ユニークなテンプレートやBGM、タイトルを加えて動画ファイルとして書き出せる。

 テーマ別のムービーテンプレートが用意されており、写真や映像をはめこんでいくだけでムービーが作成できる。ストーリーボードも用意しており、写真とクリップを配置した後に、各クリップの順番を確認したり、トランジションやエフェクトの効果をチェックできる。

テーマ別のムービーテンプレートを用意

 レンズ補正、カラーやホワイトバランスの補正、手ぶれ補正も利用可能。120fps、240fpsの動画を扱う事ができ、元のファイルと同じフレームレートでスローモーションエフェクトを適用可能。そのクオリティを維持したまま、レンズによるゆがみを補正したり、任意のシーンをスローモーションにする事もできる。

編集のイメージ

 解像度は4Kまでサポート。BGMは、PC内の音楽ファイルを扱え、フェードイン・アウト効果も利用可能。

 MOD、MVC、MOV(H.264)、MPEG-1/2/4、FLV(H.264)、MPEG-4 AVC/H.264、MKV、MP4(XAVC S)、AVCHDなど、様々な動画ファイルに対応。「アクションカメラに付属する無料編集ソフトと違って、カメラの撮影時に書き出される形式とは異なる動画ファイルを取り込んでも、レンダリング処理を行なわずに、そのままムービーの制作を始めることができる」とする。

(山崎健太郎)