ミニレビュー

PS5「メディアリモコン」が編集部に! Disney+、Netflixボタンなどを搭載

PS5向け「メディアリモコン」(CFI-ZMR1J)

いよいよ12日に発売されたPlayStation 5。AVファンの中には、ゲーム機としてだけでなく、Ultra HD Blu-ray/BDプレーヤーや、各種映像配信サービスを楽しむプレーヤーとして注目している人も多いだろう。そんなAV関連機能を便利に使うための周辺機器として用意されている、PS5向け「メディアリモコン」(CFI-ZMR1J)が編集部に到着したので、開封してみた。価格は2,980円だ。

外形寸法は145×45×26mm(縦×横×厚さ)と小ぶりで、重量は電池含まない状態で約55gと軽量。丸みを帯びたフォルムで、手に馴染みやすい。2.4GHz帯域を使っており、電源は単三電池×2本を使用する。

背面
側面
上部
後部の「PUSH」ボタンを押すと、裏蓋が外れて電池が入れられる

リモコンとしての大きな特徴は2つ。1つは、PS5で映像配信サービスを手軽に楽しむために、「サービス起動ボタン」と呼ばれるショートカットボタンを下部に備えている事。2つ目は、テレビも操作できる事だ。

PS5の本体と共にメディアリモコンが発表された時に、「サービス起動ボタン」には何も書かれていなかったが、実物を見ると、Disney+、Netflix、Spotify、YouTubeボタンが並んでいる。

下部に「サービス起動ボタン」と呼ばれるショートカットボタンを備えている
製品発表時、「サービス起動ボタン」には何も書かれていなかった

既報の通り、PS5は発売初日からApple TV、Netflix、Spotify、Twitch、YouTube、Amazon Prime Video、DMM.com、Hulu、U-NEXTが利用可能とアナウンスされているが、この中からNetflix、Spotify、YouTubeが「サービス起動ボタン」の座を射止めたカタチだ。なお、Disney+はまだアプリが用意されていないようで、今後アプリが登場すれば、サービス起動ボタンも活用できそうだ。

発売初日から利用できる、映像/音楽配信系サービス。Disney+はまだアプリが用意されていない

なお、これらのサービス起動ボタンはアプリを呼び出すだけでなく、PS5本体の電源がオフの状態でも、ボタンひとつで配信アプリを起動できるという。

これ以外では、中央に方向キー、決定ボタン、戻る、オプションボタンを装備。プレーヤー用としては外せない、早送り、早戻し、再生/一時停止ボタンも用意。さらに、一番手前には「PSボタン」も搭載する。

テレビ操作用のボタンは上部に配置。テレビの音量増減、テレビ電源、テレビミュートボタンも備える。最上部中央にはマイクボタンも備えているが、説明書には「今後対応予定」と書かれているため、現在は使えないようだ。

なお、PS5のコントローラー、およびテレビのリモコンとして使う前に、PS5とのペアリングが必要。その後、テレビのリモコンとして使えるように設定していく。

ホーム画面の設定から「周辺機器」→「メディアリモコン」→「メディアリモコンの設定」を選び、画面の指示に従って設定していく。1台のメディアリモコンで操作できるPS5は1台だけとなっている。

山崎健太郎