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新生活でぜひとも欲しい!! パイオニア 最新UHD BD対応ドライブレビュー
ライフスタイルに合わせて選べるパイオニアの最新ラインナップ
提供:パイオニア
2019/03/26
昨年末からBS/CS4K放送がスタートし、4Kテレビもますます活発化している。PCの分野でも、4KモニターやHDR対応モニターなどが登場しはじめ、4K環境が急速に整ってきている。4Kコンテンツに関しては、画質・音質では放送メディアや動画配信サービスも上回るUltra HD Blu-rayに注目したい。最大転送レート100Mbpsを誇り、優れたクオリティーで映画をはじめとする多彩な映像ソフトを楽しめる。
Ultra HD Blu-rayソフトは、再生のために対応した光学ドライブが必要となるが、こちらもパイオニアから対応ドライブが登場している。デスクトップPCのための内蔵型は「BDR-S12J-X」「BDR-S12J-BK」の2モデル。ノートPCなどと組み合わせやすいポータブルモデルは「BDR-XS07B-UHD」が登場。そして、Macユーザーにも待望のポータブルモデル「BDR-XS07JM」が登場するなど、充実したラインナップとなっている。ここでは、そんなUltra HD Blu-rayドライブを使って、ライフスタイルに合わせたUltra HD Blu-ray体験を紹介しよう。
「BDR-S12J-X」でリビングやプライベートルームで快適にUltra HD Blu-rayを楽しむ
まずはリビングやプライベートルームで使えるスタイルを紹介しよう。デスクトップPCと4Kディスプレイを組み合わせたシステムだ。内蔵型ドライブは、「BDR-S12J-X」「BDR-S12J-BK」の両方を試している。4Kディスプレイは、業界規格の「DisplayHDR 400」に対応したLGエレクトロニクスの「27UL650-W」を使用した。
27UL650-Wが採用するIPSパネルは広視野角が大きな特徴で、デスクトップに置いてモニターに正対して使うだけでなく、リラックスした姿勢で視聴したり、ベッドに横になって視聴したりといったさまざまな視聴でもコントラストの低下などが少なく、快適な視聴ができる。Ultra HD Blu-rayの高品位な映像を楽しむにはぴったりだ。
デスクトップPCは編集部で使用しているものだが、マザーボードとCPUは、Ultra HD Blu-rayの再生仕様を満たす最新のものに交換している。簡単に言えば、CPUはIntel 第7世代Corei7/i5プロセッサー以降、GPUはIntel HD Graphics 630 第7世代プロセッサー向け内蔵GPU、メインメモリが6GB以上、マザーボードはIntel SGX 対応Intel 200/300シリーズとなる。決してハイエンドな仕様というわけではなく、最近のPCならばこの仕様を満たしたモデルは少なくない。去年や今年PCを手に入れた人ならば、再生仕様を満たしていると思われる。ここに、「BDR-S12J-X」を組み合わせてUltra HD Blu-rayソフトを再生してみた。
「BDR-S12J-X」「BDR-S12J-BK」には、Ultra HD Blu-ray再生のためのアプリケーションも一式バンドルされているので、ドライバー類と一緒にこれらのアプリケーションもインストールすれば、すぐにUltra HD Blu-rayソフトを再生できる。一般的な光学ドライブを追加する場合とほとんど変わらず、設定などに困ることはない。
視聴したのは「ミッション:インポッシブル フォールアウト」。クライマックスであるヘリコプター同士のチェイスシーンを中心に見た。この場面はIMAX撮影のため、シネスコサイズの映像が16:9サイズに拡大される。精細感の高い映像が画面いっぱいに広がり、臨場感もさらに増す。手を伸ばせばキーボードに届く距離の視聴のため、27インチでも画面が小さいとは感じない。ぐっと近づいて見ても画素が見えるようなことがなく、細かなディテールまで緻密に描かれているので、映像に吸い込まれてしまうように感じる。空の太陽に光やヘリコプターの機体の輝き、飛び交う銃弾の光など、HDRらしい輝き感もしっかりと出ている。
そして、なによりも感心したのは、山間部や峡谷を飛んでいくときの見晴らしの良さ。ぐいぐいと迫る手前の山と奥に見える山脈の立体感が豊かで、実際にヘリコプターに乗って空を飛んでいるようだ。ついつい夢中になって映像を見続けてしまった。
視聴した環境は、リビングルームの一角やプライベートルームを想定したもので、比較的狭いスペースでも実現ができるもの。大画面テレビと組み合わせたホームシアター環境と比べると差があるかとも思っていたが、映画が始まってしまうと画面に引き込まれ、物足りなさはほとんど感じなかった。
ポイントのひとつは、音声をヘッドフォンで行ったこと。Windows PCでのUltra HD Blu-ray再生ならば、Windows 10用にドルビー社が提供している「Dolby Atmos for Headphone」を使用できる。ヘッドフォンで立体音響を再現できる技術だ。そのため、サラウンドならではの包まれるような音場と前後左右で自在に移動する音を体感できる。ヘッドフォン再生ならば、大音量で周囲に迷惑をかけることも少ないので、プライベートルームでの再生には最適だ。
画質はもちろんだが、音質においても、PC再生とは思えないしっかりとした実力だ。「BDR-S12J-X」は、ボディ外側と内側まで施した黒い制振塗装をはじめ、ピックアップ部を接続するケーブルは低抵抗フラットケーブルを使用して、信号読み取り精度を向上、電気的な干渉によるノイズの発生を低減する銅メッキネジの採用など、音質にこだわった作りを採用している点が大きな特徴だ。さらに、高速で回転するディスクの騒音を外に漏らさないため、各所にクッションを追加、ケースとシャーシの間に防振ゴムを挟むといった振動対策も行っているので、静音性にも優れている。こうした専用プレーヤーに近い作りが、しっかりとした画質と音質を実現しているのだろう。
また、リビングで使用する場合には、PCのHDMI出力を4Kテレビに接続してもいい。大画面ならば家族と一緒に楽しめる。ホームシアターシステムを組み合わせて本格的なサラウンドを楽しむことも可能だ。リビングスペースでPCを使う場合はそんなシステムへのグレードアップも検討したい。
スタンダードモデルの「BDR-S12J-BK」でもUltra HD Blu-rayを視聴してみる
続いては、スタンダードモデルの「BDR-S12J-BK」に交換して再生してみた。「BDR-S12J-X」での高音質パーツの採用や制振塗装などを省略して低価格化したモデルだが、画質については差はほとんど感じなかった。より大画面のディスプレイでは細部の再現やノイズ感に差が出るかもしれないが、PC用ディスプレイに多い20~30インチ前後のサイズではあまり差を感じることはなかった。「ミッション:インポッシブル フォールアウト」の立体感豊かなヘリコプターの追撃も迫力たっぷりに楽しめた。
音質については、激しい銃撃や雄壮なBGMはそのままだが、足音や風の音など、細かな音の再現でやや差を感じた。とはいえ、ドルビーアトモスの魅力を損なうほどのものではない。筆者の感想としては、プライベートルームなどで視聴をするならば、「BDR-S12J-BK」でまったく不満はない。リビングスペースで使い、大画面の4Kテレビや本格的なホームシアターシステムとの組み合わせを考えている人は、「BDR-S12J-X」を選べばより質の高い映像と音が楽しめるだろう。
編集部にあったノートPCでUltra HD Blu-ray再生が可能かがどうかに挑戦!
続いてはノートPCと組み合わせて使えるポータブルモデルの「BDR-XS07B-UHD」を紹介しよう。ビジネス、ホームユースを問わず、ノートPCが主流となっている現代では、ポータブルBDドライブでUltra HD Blu-ray再生をしたいという人も少なくないはずだ。
ここでは、編集部にあった昨年モデルのノートPCと「BDR-XS07B-UHD」を組み合わせて、Ultra HD Blu-rayの再生が可能かどうかを試してみた。CPUやメモリー、チップセットなどの仕様は満たしているが、液晶モニターは3840×2160の4K解像度を満たしておらず、HDRも非対応だ。現在発売されている多くのノートPCの多くはハードウェア的にはほぼ同様だと思われる。
こちらのノートPCにも必要なアプリケーションやドライバーをインストールしてみると、なんとUltra HD Blu-rayの再生ができた。もちろん、画面解像度はノートPCの画面に合わせてダウンコンバートされるし、HDRではない従来のままのSDR表示だ。
こちらもヘッドフォン再生で「ジュラシックワールド 炎の王国」を見てみたが、雨の降る暗い夜に恐竜が屋敷の中に侵入する場面では、雨に濡れた爬虫類の質感も豊かだし、体表の模様もリアルに再現した。稲光の鋭い光は弱まるものの、精細感の高さはノートPCの小さな画面では十分以上だし、暗いシーンでも暗色までしっかりと表現する色の豊かさは、BD版の再生とは大きく差が付いた。
決してUltra HD Blu-ray本来のスペックでの再生ができているわけではないが、4Kコンテンツの情報量の豊かさはしっかりと得られた。音質は機材による差もあるが、サラウンド感などを含めて十分な実力だ。
1年ほど前は、ノートPCでUltra HD Blu-ray再生をすることなど夢のまた夢という状況だったことを考えると、去年モデルのノートPCであっさりとUltra HD Blu-rayの再生ができたことは驚きだ。
現在のノートPCで4K解像度表示やHDR対応まで求めるのはまだまだ難しいが、HDCP2.2対応のHDMI出力を持ち、3840×2160/60Hzの出力が可能なモデルならば比較的手の届く価格で入手が可能だ。こうしたノートPCならば、「BDR-XS07B-UHD」を組み合わせればUltra HD Blu-rayの再生ができる。HDR対応の4Kディスプレイや4Kテレビを組み合わせれば、フルスペックの再生もできるだろう。
ノートPC環境でのUltra HD Blu-ray再生もかなり現実的になってきたことがよくわかった。これからノートPCを手に入れようという人は、ペアになる光学ドライブとして「BDR-XS07B-UHD」を選択することも検討してほしい。USB Type-Cコネクタ採用で、最新のノートPCともスマートに接続できる。もちろん、従来のUSB A→USB Type-Cの変換ケーブルも付属しているので、心配は不要だ。
USB Type-Cで接続できる! Macユーザー待望のポータブルBDドライブ
最後にMacと組み合わせて使えるポータブルBDドライブ「BDR-XS07JM」も紹介しよう。最新のMacBookなどと同じく、USB Type-Cコネクタを採用しているので接続もスムーズに行える。Macでは残念ながらUltra HD Blu-rayの再生が今のところはできないが、Ultra HD Blu-ray再生以外の機能については、「BDR-XS07B-UHD」と同様だ。
「BDR-XS07JM」は、カラーがシルバーとなっているが外観は「BDR-XS07B-UHD」とほぼ同様。薄型のコンパクトなボディとなっていて、MacBook Proと並べてみても厚さも近い。MacBookシリーズには、光学ドライブを内蔵したモデルはないので、Mac用の光学ドライブとしての有力候補になるだろう。
光学ドライブとしてパイオニアを推すのは、決していち早くUltra HD Blu-ray対応モデルを発売した先進性の高さだけではない。そのほかにも数々の魅力があるのだ。まず第一に挙げたいのが、データ読み取り精度を高めた「PureRead4+」。独自のアルゴリズムによって、キズや指紋がついたオーディオディスクでも可能な限り完全なデータを読み取るための技術だ。最新の「PureRead4+」では、従来のPureReadに対し強力な訂正アルゴリズムを追加し、オーディオデータの読み取り性能を大幅に向上。CDリッピングやCD再生で、ディスク本来の音質での再生を可能している。
もちろん、読み取りだけでなく書き込みでも高い性能を備えている。「BDR-XS07JM」をはじめ、ここで紹介した光学ドライブはいずれも1層/2層BD-R/RE、BDXL規格の3層/4層ディスクへの記録にも対応。低消費電力で安定した書き込み能力を備えている。
このほか、Android端末と直接接続し、専用アプリを使ってCDのリッピングをPCを使わずに行えるなど、便利な機能も備えている。
優れた記録・再生のための技術や耐久性、静音性といった面でも高い性能を持ち、CD再生やBD/DVD再生でも優れた音質を楽しめる。これが、パイオニアの光学ドライブをオススメする理由だ。
Ultra HD Blu-rayの再生はもちろん、さまざまなディスクの再生やデータ記録ができるパイオニアの光学ドライブ
筆者も現有のPCではパイオニア製のドライブを愛用しており、特にディスク再生では専用プレーヤーと肩を並べる音質的な実力を持つことを確認している。いずれはUltra HD Blu-rayの再生ができるPC環境を整えようと思っているが、その時でもパイオニア製のドライブを選択するだろう。一度使い慣れてしまうと手放せない良さがあるのだ。
例えば、内蔵ドライブのディスクトレイの出し入れは動きが実にスムーズで、しかもオープン/クローズ時のどちらでもガシャガシャとうるさい音が出ない。映画や音楽の鑑賞前のワクワクした瞬間にガシャガシャとやかましいのは雰囲気が台無しだ。
そして、肝心の画質・音質、信頼性の高さはまったく不満を感じない。長い間積み重ねてきたディスクドライブ開発の経験がしっかりと製品に活かされているのだ。
いよいよPCでのUltra HD Blu-rayの再生も本格的な普及期に入ってきているし、ディスク再生に限らなくても、大容量データの保存や再生など、光学ディスクのニーズはまだまだある。自分のスタイルに合わせて選ぶことができ、長く愛用できる光学ドライブを探すなら、ぜひともパイオニアの光学ドライブを候補にしてほしい。
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