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吉田産業株式会社は、レイノックスブランドの新製品として、HDビデオカメラやAVCHDビデオカメラ用の望遠コンバージョンレンズ「HDP-7700ES」を9月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万5,000円前後の見込み。 ズームレンズの望遠側の焦点距離を3倍(対角/水平)に伸ばし、超望遠撮影を可能にするテレコンバージョンレンズ。レンズ構成は、3群5枚のコーティング済みガラスレンズで、フィルター径は55mm。 取り付けネジ径は37mmで、カメラのレンズ前面に取り付けて利用する。37mm径以外のカメラとの接続に利用する5種類のアダプターリング(27/30/30.5/34/43mmに対応)や、反射光を防止する望遠レンズ用フード「LS-055」が標準で付属する。 中心解像力は220本(MTF30%値)で、装着時も開放F値は変わらない。ただし、広角側にズーミングすると、画像の隅が暗くなる「ケラレ」現象が発生する。ケラレの発生位置はレンズやカメラにより異なる。 対応HDVカメラはキヤノンの「iVIS HV20」、ソニーの「HDR-HC1」、「HDR-HC3」、「HDR-HC5」、「HDR-HC7」、「HVR-A1J」。 AVCHDカメラは、ソニーの「HDR-CX7」、「HDR-CX6」、「HDR-SR1」、「HDR-UX5」、「HDR-UX7」、「HVR-UX1」、松下電器の「HDC-SD1」、「HDC-SD3」、「HDC-DX1」、「HDC-DX3」に対応する。 なお、HDC-SD1/SD3/DX1/DX3で利用する場合には、最望遠側でもケラレが発生するとしており、同社ではHDC-SD1利用時のケラレの状態の写真や動画などを製品情報ページにて公開している。 外形寸法は58×92mm(直径×高さ)、レンズ単体の重量は約218g。 □吉田産業のホームページ ( 2007年8月30日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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