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Cerevo、5GHz対応+HDMI特化の720pライブ配信機「LiveShell 2」。39,800円
(2015/9/10 13:59)
Cerevoは10日、Ustreamやニコニコ生放送、YouTube LiveなどにPCレスで動画配信できるライブ配信機器「LiveShell」の新モデル「LiveShell 2」を9月下旬より発売する。直販価格は39,800円。
'11年に発売した「LiveShell」の後継モデルで、アナログ入力を省略し、HDMIデジタル入力に特化したことで、小型化を実現した。映像配信性能は、上位機の「LiveShell PRO」と同じく、最高720/30p(1,280×720ドット)のMPEG-4 AVC/H.264(High/Main/Baselineプロファイル)、ビットレート10Mbps。音声はAACで最大256kbps。
入力端子は、HDMI 1系統で、480p/720p/1080i信号に対応。ネットワーク機能としてはEthernet(有線)のほか、新たに5GHz帯の無線LANに対応。IEEE 802.11a/b/g/n/acをサポートし、2.4GHz帯が混雑した環境でも安定したライブ配信が行なえる。なお、5GHz帯の利用は屋内を想定しているとのこと。
各種配信設定は、HTML5ベースのWebサービス「Dashboard」から行ない、Ustreamやニコニコ動画、YouTube Live、Twitchなどのライブ配信サービスに対応。また、独自RTMPサーバーへの配信に対応する。
本体にはリチウムイオンバッテリも内蔵。約3.3時間の連続配信が行える。ACアダプタ駆動も可能で、AC利用時には充電池を自動的に充電する。外形寸法は113×78×25mm(幅×奥行き×高さ)でLiveShell(120×68×26mm)から小型化した。重量は150g。ACアダプタなどが付属する。
なお、14年発売の上位機「LiveShell PRO」は併売となり、アナログ入力が必要な人にはLiveShell PROを提案する。またバッテリ交換が可能な点もLiveShell PROのメリットとなる。
LiveShell | LiveShell2 | LiveShell PRO | |
---|---|---|---|
解像度 | 480p | 720p | 720p |
音声 | ADPCM/PCM | AAC/PCM | AAC/PCM |
モニター出力 | - | - | ○ |
映像入力 | HDMI(480p) コンポジット | HDMI (480p/720p/1080i) | HDMI (480p/720p/1080i) コンポジット |
音声入力 | HDMI マイク ライン | HDMI | HDMI マイク ライン |
バッテリ | 単3電池×3 | リチウムイオン バッテリ | リチウムイオン バッテリ (交換可能) |
外形寸法 | 120×68×26mm | 78×113×25mm | 123×90×26mm |
重量 | 108g | 150g | 300g |
直販価格 | 25,524円 | 39,800円 | 52,380円 |