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DJI、ドローンが飛行できる施設を表示したマップを公開

 DJI JAPANは、ドローンを飛行させることができる施設の情報を14日に自社サイトに公開した。

ドローンを飛行させることができる施設のマップ

 2015年12月の改正航空法により、ドローン(200g以上)の人口集中地区や空港周辺等での飛行が制限され、飛行する際には国土交通省等への飛行許可申請が必要となっている。

 DJIでは昨年末に、 空港周辺空域、 人口集中地区など事前の飛行許可が必要になるエリアを表示したフライトマップを公開。その当初から、「ドローンを飛ばせる場所」の問い合わせを多く受けていたという。

 そこで、個別に収集、 調査したドローン飛行可能施設情報をフライトマップに反映する事とした。今後も永続し、施設情報をマップに反映していくという。なお、マップには各地方自治体が制定する条例による規制内容は反映されていない。「飛行許可が必要なエリア」以外でも、条例により飛行が禁止、または制限されている場合がある。さらに、土地や施設の所有者の許可が必要である場合もある。

 既報の通り、5月末には日本UAS産業振興協議会(JUIDA)とゼンリン、ブルーイノベーションが、ドローンサービスプラットフォーム「SoraPass」(ソラパス)をスタート。法律で定められた飛行禁止区域に加え、発電所や自衛隊基地、石油コンビナート等の危険区域をゼンリンの地図上で把握できる「飛行禁止・危険区域等の地図閲覧」などのサービスを提供している。