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EAT、スーパーフラットターンテーブル「C-Sharp」。スペックが販売

 スペックは、EAT(EURO AUDIO TEAM)のアナログターンテーブル「C-Sharp」を1日に発売した。カートリッジは付属せず、価格は46万円。

アナログターンテーブル「C-Sharp」

 EATは1993年に真空管メーカーとしてスタート。チェコ共和国、オーストリア、ドイツ、スイス、イギリスなどのヨーロッパ各国に拠点を置いている。CEOのジョゼフィーヌ氏は、ウイーン・フィルによるマーラーの交響曲第一番のLPを制作するほどのアナログ愛好家だという。

 「C-Sharp」の日本での販売は、これまでカインラボラトリージャパンが窓口をしていたが、6月からスペックが取り扱う事になった。

 ベルトドライブ式のプラッターを採用。振動を抑え、軸受にはセラミックボールを採用。スペックでは「新たな技術とアプローチから究極のスーパーフラットターンテーブルが誕生した」とアピールしている。

 トーンアームの内側にはアームとカートリッジの共振を50%減衰させるという、特殊なシリコン系グリースを使用。トーンアームはスタティック・バランス方式。アームサイズはメインシャーシーと同様に10インチカーボン繊維が使われている。

 電源部は別筐体で、33回転用と45回転用のスタートボタンと共通のストップボタンを装備する。消費電力は8.5W。

 外形寸法は500×400×115mm(幅×奥行き×高さ)、重量は13.5kg。コントロールパネルの重さは500g。