ニュース
ケンウッド、FLAC再生が可能な1DINカーオーディオ。上位モデルはBluetooth対応
2016年9月7日 16:36
JVCケンウッドは、ケンウッドブランドのカーオーディオとして、1DINサイズのCD/USB/iPod/Bluetoothレシーバー「U360BT」、「U320BT」と、CD/USB/iPodレシーバー「U320W」、「U320L」の計4モデルを10月中旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は「U360BT」が17,000円前後、「U320BT」が15,000円前後、「U320W」と「U320L」が12,000円前後。
全モデルで新たに、48kHz/24bitまでのFLAC再生に対応。WAV/MP3/WMA/AACもサポートし、USBデバイスに収録した楽曲ファイルが再生できる。ハイレゾファイルには対応しない。CDプレーヤー機能を備え、音楽CDに加え、CD-Rに書き込んだMP3/WMA/AACの再生も可能。
Bluetooth対応のU360BT/U320BT
上位モデルの「U360BT」と「U320BT」は24bit 対応DACを搭載。Bluetoothレシーバ機能も備えており、スマートフォンとワイヤレスで接続して音楽再生ができる。U360BTとU320BTの違いはディスプレイで、U360BTは13桁、1.5行表示が可能な大型液晶を装備。1,000色のカラー調整が可能なバリアブルカラー表示機能も備えている。
BluetoothのプロファイルはA2DP/AVRCP/SPP/PBAP/HFPに対応。スマートフォンと連携し、音楽再生だけでなく、ハンズフリー通話も可能。専用マイクも付属する。iPhoneのSiriも利用でき、音楽の検索・再生や電話の発信などが可能。
USB端子は1.5A出力に対応し、スマートフォンやUSB機器への充電が可能。Android端末などの急速充電もサポートする。
Android端末に無料アプリ「KENWOOD Music Play」をインストールすると、USB接続で、スマホ内の楽曲を、アーティスト、アルバムなどの項目から選択して再生できる。
U320BTは、iPhone/iPodから、カーオーディオの再生・選曲ができる「APP & iPodコントロールハンドモード」を搭載。別売のオプションケーブル「KCA-iP102」、「KCA-iP103」を利用する。
2モデルとも、車内でのベストサウンドポジションを実現するという「タイムアライメント調整機能」も用意。座席に合わせて各スピーカーの距離とレベルを詳細に設定できる。13バンドのイコライザも搭載。アンプの出力は最大50W×4。AM/FMチューナも搭載し、ワイドFMもサポートする。
U320W/U320L
Bluetooth機能を省いたモデル。スマートフォンとの連携には、前述のiPhone/iPod向け「APP & iPodコントロールハンドモード」や、Android向けの「KENWOOD Music Play」アプリを利用する。
チューナはAM/FMでワイドFMにも対応。ロードノイズなどでかき消されやすい小さな音や低音を補強し、聴きやすく調整する「Drive Equalizer+」、5段階で低音を調整できるようになったバスブースト機能、圧縮音源を「リズミカルでリアリティーのある音で再現する」という「SOUND RECONSTRUCTION」機能も備えている。
アンプの出力は最大50W×4。AM/FMチューナも搭載し、ワイドFMもサポートする。