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BURSON AUDIO、DSD 11.2MHz対応でプリにもなるヘッドフォンアンプ。独自オペアンプ搭載

 アユートは、オーストラリアBURSON AUDIOのUSB DAC内蔵プリアンプ兼ヘッドフォンアンプ 「Conductor V2+」を、直販サイト「アキハバラ e 市場」、「アキハバラ e 市場 楽天支店」と、フジヤエービックで9月16日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は164,980円。

BURSON AUDIOのUSB DAC内蔵プリアンプ兼ヘッドフォンアンプ 「Conductor V2+」

 DACは、ESSのSABRE32 DAC「ES9018S」を採用。XMOS 6コアUSBモジュールも備え、DSD 11.2MHz、PCM 384kHz/32bitまでのネイティブ再生が可能。PCやiOS、Android機器(OTG機能が必要)とのデジタル接続が可能。3部構造のジッタクロック構造により、高水準のジッタ補正も実現したという。

 独自の「V5 SS」オペアンプを搭載。FETによる純A級動作の増幅回路に、左右各70Wのトランスを使用することで、8.2W×2ch(16Ω)という高出力を実現。駆動力が必要な平面駆動型ヘッドホンや、インピーダンスの高いヘッドホンまで、「一切のスポイルなく高音質に高感度にドライブする」という。

 ボリュームには、TIのフラッグシップ・チップ「PGA2310」をアナログ入力用として搭載。ダイナミックレンジ120dBで、0.0004%という全高調波歪率を誇り、0.5dB単位の微細なボリューム調整も可能。DAC使用時はこの「PGA2310」をバイパスし、DAC搭載の高精度のデジタルボリュームでコントロールする。

 入力端子として、USB Type B、同軸デジタル、光デジタルを各1系統、アナログRCA×2系統を装備。出力は、標準ステレオのヘッドホン端子、プリアウト、DAC出力を各1系統備える。

背面

 フロントパネルのヘッドフォン端子にヘッドホンを接続すると、ヘッドホンアンプモードで動作。外すと自動的にプリアンプモードとなり、リアパネルのプリ出力とDAC出力がアクティブになる。パワーアンプを接続し、プリアンプとして利用する事も可能。リモコンが付属する。

付属のリモコン