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ユニット装着でカメラやプロジェクタに変身するMotorolaスマホ
2016年9月27日 17:17
モトローラ・モビリティ・ジャパンは、MotorolaブランドのSIMフリースマートフォン「Moto Z」と「Moto Z Play」を10月中旬以降に発売する。カラーはどちらもブラックとホワイトの2色。プロジェクタやスピーカー、光学ズーム付きカメラなどの別売ユニットを背面に装着して使える。販売代理を行なうシネックスインフォテックの「moto store」価格はMoto Zが92,664円(税込)、Moto Z Playが58,104円(税込)。
どちらもAndroid 6.0を搭載したスマートフォンで、Moto ZはCPUにQualcomm Snapdragon 820を採用したフラッグシップ機。Moto Z PlayはSnapdragon 625を採用している。
Moto Zは5.5型/1,440×2,560ドットのSUPER AMOLED(有機EL)ディスプレイを採用。背面カメラの画素数は1,300万画素で、光学式手振れ補正やレーザーオートフォーカスを搭載。暗い場所でも鮮明に撮れるローライトカメラ仕様とした。
Moto Z Playは5.5型フルHD(1,080×1,920ドット)のAMOLEDディスプレイを採用。背面カメラの画素数は1,600万画素で、レーザーオートフォーカスと像面位相差オートフォーカス(PDAF)を搭載する。
どちらもデュアルSIMスロット(microSDカード共用)を備え、同時待ち受けが可能なDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応。SIMサイズはnano SIMに対応し、購入者が別途契約する必要がある。
Moto Z/Z Playをデジカメやモバイルプロジェクタにできる「Moto Mods」
Moto Z/Z Play専用のオプションとして専用アクセサリシリーズ「Moto Mods」を用意。プロジェクタやスピーカー、光学ズーム付きカメラなどをラインナップし、いずれもスマホ本体の背面に合体させて利用できる。
「Hasselblad True Zoom Camera」は、ハッセルブラッドの光学10倍ズームレンズ(25〜250mm相当)とキセノンフラッシュ、1/2.3型の1,200万画素センサー、光学手ブレ補正機能などを搭載。RAWフォーマットでの静止画撮影や、フルHDのMP4動画撮影が行なえる。撮影データはMoto Z/Z Playに保存。電源はスマホのバッテリから供給される。価格は31,104円(税込)。
「Moto Insta-Share Projector」は最大70型の投影が可能な小型DLPプロジェクタで、DMDチップの解像度は854×480ドット。輝度は50ルーメン、コントラスト比は400:1。ランプの寿命は約1万時間。容量1,100mAhバッテリを内蔵し、連続使用時間は10時間。価格は36,504円(税込)。
「JBL SoundBoost」は27mm径ユニットを2つ搭載したJBLブランドのステレオスピーカー。出力は3W×2で、再生周波数帯域は200Hz〜20kHz。容量1,000mAhバッテリを内蔵し、最大連続10時間再生が可能。USB Type-Cの充電端子を備える。価格は12,744円(税込)。
その他のMoto Modsアクセサリや、スマホ本体の詳細については僚誌ケータイWatchの記事を参照のこと。