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元ミュージシャンのエンジニアが手がける、仏EarSonicsのイヤフォンが上陸

 フランスのメーカー、EarSonicsのイヤフォン4製品が11月18日より発売される。輸入総代理店をヤマハミュージックジャパンが、販売代理店業務をJが担当する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「Velvet」が115,000円前後、「SM64」が76,000円前後、「SM3 V2」が70,000円前後、「SM2 iFI」が43,000円前後。

VELVET

 18日から、e☆イヤホン各店舗にて、独占先行販売を実施。店頭に試聴機も用意される。

 EarSonicsは、元ミュージシャンでサウンドエンジニアでもあったフランク・ロペス氏により、フランス南部のモンペリエに近いカストルで2004年に誕生。イヤモニターを手掛けており、自社工場で開発から生産まで一貫して行ない、多くのアーティストがステージで使用しているという。

 展開する4モデルは「VELVET」、「SM64」、「SM3 V2」、「SM2 iFI」。いずれもバランスド・アーマチュアユニットを搭載する。

 VELVETは3基のユニットを搭載。筐体の調整スイッチを使い、周波数帯域のバランスを3パターンに調整できるのが特徴で、「低域が抑えられ、中高域が整う」タイプと、「低域から中域が安定し、高域にツヤ感がある」、「生理学的な視点で、低域と最高域にアクセントをつけたもの」も選べる。

SM64

 「SM64」は「正統派モニターサウンド」と位置付けられ、全ジャンルの音楽、デバイスに対応。「十分に余裕のあるヘッドルームによって、驚異的なステレオ感が、歪みのないサウンドによって再現される」という。

SM3 V2

 「SM3 V2」は、「低域の概念を再定義する新しいモニターイヤフォン」としており、3ドライバ、3ウェイ構成。入力感度は122dB。「輪郭のはっきりした低域と、非の打ち所のない高域を表現する」という。

SM2 iFI

 「SM2 iFI」は、クリアな高域表現を実現したというエントリーモデル。ユニットは2基搭載。リスニング向けのクリアなサウンドを実現するため、新たなデザインのクロスオーバーや、余裕のあるヘッドルームを採用している。