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8mmフィルムからSDカードに録画する「エイトマンR」。360度3D動画カメラ&レンズも
2016年11月17日 12:39
よしみカメラは、8mmフィルムに記録された映像をSDカードにデジタル化して保存できるコンバータ「エイトマンR」を12月に発売する。価格は41,000円。11月18日まで幕張メッセで開催されている「Inter BEE 2016」に出展している。
8mmフィルムをセットして、SDカードを挿入し、スタートボタンを押すとデジタルデータに変換して、PCなどを使わず直接SDカードに保存可能。ダビングできるフィルムの種類は、シングル8、スーパー8、ダブル8(レギュラー8)の3種類。ダビング時間は約3分のフィルムで約35分。なお、5号より大きなリールは利用できないため、長いフィルムは5号リールに分割する必要がある。
録画形式はMPEG-4 AVC/H.264(MP4)で、解像度は1,440×1,080ドット(4:3)、フレームレートは30fps。3分の動画の場合、ファイルサイズは約160MBとなる。
イメージセンサーは353万画素。2.4型のカラー液晶モニタも搭載する。露出調整はオートまたは-2.0EV~+2.0EV、ホワイトバランスはオート。
電源はACアダプタを使用。外形寸法は269×114×166mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.5kg。巻き取りリールや、映像出力ケーブルなどが付属する。
マイクロフォーサーズでVR撮影できる画角220度のレンズと4Kカメラも
iZugar製のマイクロフォーサーズ用魚眼レンズ「MKX22 Fisheyr Lens for MFT」も近日発売。画角220度で半天球撮影が行なえるのが特徴で、既発売のGoPro用「MKX19」の194度から拡大。周辺部も高画質で撮影できるという。
さらに、同レンズを装着できる4K動画撮影対応の小型カメラ「Z-CamE1 ver.iZugar」も用意し、価格は7万円。マイクロフォーサーズマウントを備え、レンズ交換も可能。特徴は、4台をケーブルで接続すると、各カメラを同期してVR撮影できる点。220度のレンズ画角を活かし、4台のカメラで重なり合う部分を視差として利用することで3D動画として記録できるという。4つの映像をスティッチ(つなぎ合わせ)した後の最大解像度は約5,390×2,695ドット。
動画の記録形式はMPEG-4 AVC/H.264のHigh Profile。1台のカメラでの解像度は4,096×2,160ドットの24fps、または3,840×2,160ドットの24/25/30fps。4K動画のビットレートは60Mbps。
無線LANやBluetoothも搭載。USBやHDMIのほか、マイク入力も備える。外形寸法は75.2×56.1×50.25mm(幅×奥行き×高さ)、バッテリを含む重量は210g。