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TIDAL株式の33%をソフトバンク子会社の米Sprintが取得。独占コンテンツなどを提供

 米国の通信キャリア大手Sprintは23日(現地時間)、音楽ストリーミングサービス「TIDAL」に出資し、4,500万のSprintの個人顧客にTIDAL独自のアーティストコンテンツを近日中に無制限に利用可能とすると発表した。

 TIDALは、44.1kHz/16bitのFLAC形式など高音質が特徴の音楽ストリーミングサービス。JAY-Zらアーティストが経営に関わっており、1月にはMQA形式で高音質配信する「TIDAL Masters」もスタートしている。なお、TIDALは現時点では日本国内ではサービス展開していない。

 Sprintはソフトバンクの子会社。SprintはTIDAL株式の33%を取得するとともに、マルセロ・クラウレCEOがTIDALの取締役に加入。「今後もアーティスト中心のサービスを提供し、アーティストとファンの直接的な関係を深めていく」という。

 この提携に伴い、TIDALとアーティストは、Sprint顧客が利用できる独自コンテンツを制作。独自サービスやプロモーションについては近日中に発表予定としている。