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ヤマハ、48,000円でHDRのDolby Vision/HLG対応5.1ch AVアンプ「RX-V383」
2017年4月19日 13:00
ヤマハは、低価格な5.1ch AVアンプながら、HDRのDolby Visionとハイブリッド・ログ・ガンマ(HLG)に対応する「RX-V383」を5月中旬に発売する。価格は48,000円。カラーはブラック(B)のみ。
「RX-V381」の後継モデルで、ドルビーTrueHDなどのHDオーディオまで対応するAVアンプ。オブジェクトオーディオのDolby AtmosとDTS:Xには対応しない。
Ultra HD Blu-ray規格に規定された、HDRやBT.2020映像、4K/60p(YCbCr 4:4:4、10/12bit伝送)のパススルーが可能。HDMI端子は4入力、1出力を装備。全ての端子でHDCP2.2に対応する。
また、ファームウェアのアップデートにより、HDR映像のDolby Visionと、ハイブリッド・ログ・ガンマ(HLG)に対応予定。ファームアップ用にUSB端子を備えているほか、USBメモリなどに保存した音楽ファイル、MP3/WMA/AAC/WAVの再生も可能。WAVは48kHz/16bitまでの対応となる。さらに4Kへのアップスケーリング機能も新たに搭載した。
ネットワークプレーヤー機能は備えていないが、Bluetoothの送受信に対応。スマートフォンなどから、ワイヤレスで音楽をAVアンプに伝送し、スピーカーから再生できる。コーデックはSBCに対応。プロファイルはA2DPをサポートする。圧縮音声で失われがちな高音域の情報量、低音域の明瞭度などを補正する独自の「ミュージックエンハンサー」もBluetooth再生時に利用可能。
定格出力は100W(6Ω)×5ch、最大出力は135W(6Ω)×5chのディスクリート構成。外部デジタル信号の精度を高めるロージッターPLL回路、バーブラウンの192kHz/24bit対応DACなども搭載する。
独自の音場創生技術「シネマ DSP」も搭載。プログラム数は17。室内の音響特性に合わせて音場効果を最適化するDSPエフェクトノーマライゼーションも搭載。付属のマイクを使い、室内の音響特性を自動的に計測・補正する「YPAO」(Yamaha Parametric room Acoustic Optimizer)も利用可能。
HDMI以外の端子は、音声入力が、アナログRCA×2、ステレオミニ×1、光デジタル×1、同軸デジタル×2。映像入力がコンポジット×3。音声出力は、サブウーファプリアウト×1、ヘッドフォン×1。映像出力はコンポジット×1。
AM/FMチューナも搭載。消費電力は260W。外形寸法は435×315×151mm(幅×奥行き×高さ)。重量は7.4kg。