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mora、DSDライブ録音した吹奏楽の新作「ボレロ」など独占配信

 音楽配信サービス「mora」は24日、クラシックコンサートなどのをDSDライブ録音し、独占配信する「mora Classical」シリーズの吹奏楽新作として、東京吹奏楽団「輝くアメリカン・サウンド!」とシエナ・ウインド・オーケストラ「シエナ渾身のボレロ」の2タイトルを配信する。価格は各1,500円(税込)。楽曲はいずれもDSD 2.8MHzで、96kHz/24bitのFLAC、WAVも用意する。

東京吹奏楽団「輝くアメリカン・サウンド!」

 東京吹奏楽団の新作「輝くアメリカン・サウンド!」は、J.バーンズ「交響的序曲」やG.ガーシュウィン「ララバイ」(編曲 鈴木英史)など、第63回定期演奏会から全14曲を収録。

 mora Classical初登場となるシエナ・ウインド・オーケストラの作品「シエナ渾身のボレロ」には、表題作のM.ラヴェル「ボレロ」(編曲 藤田玄播)をはじめ、第42回定期演奏会から全12曲を収めた。

シエナ・ウインド・オーケストラ「シエナ渾身のボレロ」

 この他、オーケストラコンサートのDSD新作として、仙台フィルハーモニー管弦楽団による「ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 第305回定期演奏会」も24日から配信開始。価格は1,500円(税込)。楽曲はDSD 2.8MHzと、96kHz/24bitのFLAC、WAV。

 「mora Classical」シリーズは、レーベルゲートが設立したDSD音源を展開する自主レーベル「Onebitious Records」のクラシック部門。5月31日まで、仙台フィルハーモニー管弦楽団による「第九 -3.11東日本大震災から5年 東北復興に向けた歓喜の歌-」(通常1,500円が1,200円)など、対象19作品が通常価格の20%引きとなるセールを実施している。

仙台フィルハーモニー管弦楽団による「ショスタコーヴィチ:交響曲第10番」