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アイ・オーのネットワークTVチューナの操作性改善。番組表・予約アプリ刷新
2017年5月10日 13:23
アイ・オー・データ機器は10日、スマホやタブレット/PCでテレビを観られるHDDレコーダ「REC-ON」シリーズなど、同社のネットワーク対応チューナのファームウェアと専用iOS/Androidアプリをアップデート。番組表や録画予約時の画面をスマートフォンからの操作に適したデザインに変更し、検索結果から複数番組をまとめて録画予約可能にするなど、操作性を向上させた。
ネットワークチューナと連携するiOS/Androidアプリ「テレリモ」では、アップデートにより、iOS版は番組表や番組情報の表示を改善し、より情報が見やすく、スマホに適した操作ができるデザインに刷新。ピンチイン・アウトで番組表画面の表示サイズを変更したり、スワイプ・タップで日付やチャンネルの変更が行なえるようになる。
iOS/Android版ともに、録画予約画面を刷新し、予約操作や予約済みステータスの表示をわかりやすく改善した。
番組表検索結果から直接録画予約できる機能を追加。従来は番組検索結果から1つの番組しか選べなかったが、新たに複数選択に対応し、検索した番組をまとめて録画予約可能とした。
番組持ち出し変換時に、変換後のデータ容量を表示するように変更。持ち出し先のスマホの空き容量に合わせて、変換する画質を選びたい時の目安になる。
REC-ONやテレキングの本体ファームウェア更新では、重複録画の条件を見直し、連続する番組など時間が重複する番組編成に配慮して警告やエラーメッセージを軽減。
REC-ONシリーズでは、リモコン操作時の録画リスト・予約リストからの削除手順を簡略化し、録画リストのサムネイル音声のオン/オフ設定も追加した。そのほか、ネットワークチューナ「HVTR-BCTX3」では、複数番組の録画時に表示されるメッセージ表記を、USB HDDのUSB規格に合わせたものに変更する。
アップデートの対応機種は、HDDレコーダ「HVTR-T3HD」シリーズや、別売HDDへの録画に対応するネットワークチューナ「HVTR-BCTX3」、「EX-BCTX2」、テレキングシリーズ「GV-NTX1」、「GV-NTX2」。いずれも自動持ち出しに対応するための本体ファームウェア Ver.1.02.07が提供される。
アプリのアップデート後のバージョンは、「テレリモ」のiOS版がVer.1.0.6。Android版はVer.1.0.5.3904201424で、再生アプリ「テレプレ」も9日から提供開始したVer.2.2(201169)に更新する必要がある。