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フェンダーの6BAハイエンドイヤフォン「FXA9」は16日発売。チタン製「CXA1」も

 フェンダーミュージックは、バランスド・アーマチュア(BA)を6基搭載したハイエンドイヤフォン「FXA9」と、エントリー向けのダイナミック型ドライバ搭載「CXA1」を6月16日から順次発売する。価格はいずれもオープンプライスで、直販価格はFXA9が148,000円、CXA1が14,800円。

FXA9(WHITE)

 いずれも発表当初、「5月下旬発売」としていたが、正式な発売日が決まった。両モデルともカラーは3色で、CXA1のBLUEのみ、7月下旬に発売予定、それ以外は6月16日発売となる。

CXA1のWHITE(左)、BLACK(右)

 フェンダーの最上位イヤフォンとなるFXA9は、独自に新規開発したBAドライバを採用し、高域×1、中域×1、低域×2、サブの低域×2の6基構成。同社では「HEXADテクノロジー」と命名している。最低域を受け持つ2基のBAには「Groove tuned bass port」テクノロジーを用いてポートの形状と位置を調整。「通常のBAドライバ製品では再現できない、フェンダーらしい伸び伸びとした、心地よい低域再生を実現した」という。再生周波数帯域は12Hz~22kHz。インピーダンスは21Ω。ケーブルは着脱可能で、MMCXをベースとした独自の「MMCXi」を採用。付属ケーブルの長さは約1.3m。カラーは「BRONZE」、「CHAMELEON」、「WHITE」の3色。

BA6基のFXA9。(左から)BRONZE、CHAMELEON、WHITE

 CXA1は、スマートフォンに最適というエントリー向けイヤフォン。カスタムメイドの8.5mm径ダイナミック型、チタン製マイクロドライバを搭載する。再生周波数帯域は14Hz~22kHz。インピーダンスは16Ω。ケーブルにはリモコンマイクを備え、ハンズフリー通話にも対応。ケーブルは着脱できない。長さは1.3m。カラーは「BLACK」、「BLUE」、「WHITE」の3色。

ダイナミック型のCXA1。(左から)BLACK、BLUE、WHITE