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実物大ユニコーンガンダム、お台場に立つ。変身・発光でさらに迫力アップ
2017年9月25日 00:00
9月24日、「実物大ユニコーンガンダム立像」の公開が東京・お台場のダイバーシティ東京でスタートした。観覧は無料。これに先立つ9月23日夜には、公開を記念したスペシャルセレモニーが開催され、作曲家の澤野弘之さん、歌手のTielleさん、ギタリストのSUGIZOさんらがライブを披露した。
今度のガンダム立像は“変身”して光る
今回展示がスタートしたのは、アニメ「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」の作中に登場するモビルスーツ(ロボット)「ユニコーンガンダム」を、設定上の実物大サイズで再現した立像。全高19.7mと非常に大きく、さらに屋外展示されているため、独特の存在感を醸し出している。なお、立像の正式名称は「RX-0 ユニコーンガンダム Ver. TWC(TOKYO WATER FRONT CITY)」。
ダイバーシティ東京では、「機動戦士ガンダム」に登場するガンダムの実物大立像が2017年3月5日までに展示されていたが、約半年の空白を経て、実物大ユニコーンガンダム立像が設置されることとなった。
ユニコーンガンダム立像では、作品本編で印象的な変身(変形)ギミックを再現した。ユニコーンを思わせる1本の角が、2本に割れてV字アンテナになるほか、顔のモード変更、肩・腰・膝のパーツ展開など、「ユニコーンモード」から「デストロイモード」への変身が立像でも実際に行なわれる。そして、目や変身によって露出した部位など、全50カ所が煌びやかに発光するのも大きな特徴となっている。
2018年春にユニコーンガンダムの新プロジェクト始動
23日のセレモニーには、立像設立の関係者が多数列席した。立像の足元に用意された特別ステージには、東京港埠頭 常務取締役の前田敏宣氏、バンダイ 代表常務取締役の垰義孝氏、創通 代表取締役社長の出原隆史氏らが登壇し、建設関係者を労うとともにファンへの感謝の言葉を述べた。
また、サンライズの代表取締役社長 宮河恭夫氏からはユニコーンガンダムに関連した新プロジェクトのスタートが発表された。詳細は「来年(2018年)春」に明らかになるという。
関係者の挨拶に引き続き、立像の変身演出が初お披露目された。アニメ本編の名場面がダイバーシティ東京の外壁に映し出される中、声優の内山昂輝さんが登壇。映像とシンクロしてユニコーンガンダムが見事に変身すると、会場周辺の見物客からは歓声が上がっていた。
澤野弘之さん、Tielleさんによる特別ライブでは「Into the Sky」「Cage」の2曲に加え、SUGIZOさんを交えてのスペシャルメドレーが披露された。
変身演出は毎日実施、夜ならさらに楽しめる?!
ユニコーンガンダムの変身演出は原則として毎日実施される。具体的なスケジュールは以下のとおり。
変身演出スケジュール
・「機動戦士ガンダムUC SPECIAL MOVIE “Cage”SawanoHiroyuki[nZk]:Tielle」(3分35秒) 20:00
・「翔べ! ガンダム 2017」(2分15秒) 20:30
・「機動戦士ガンダムUC RE:MIX0096」(5分7秒) 21:00
・「機動戦士ガンダムUC SPECIAL MOVIE “Cage”SawanoHiroyuki[nZk]:Tielle」(3分35秒) 21:30
夜の演出には、ダイバーシティ東京の外壁面を使った映像投写も加わる。「機動戦士ガンダムUC RE:MIX0096」は作品の名場面を振り返る内容。「機動戦士ガンダムUC SPECIAL MOVIE “Cage”SawanoHiroyuki[nZk]:Tielle」は澤野弘之さんがユニコーンガンダム立像のテーマソングとして書き下ろした新曲「Cage」の特別映像となっている。
「翔べ! ガンダム 2017」は、1979年に放映された「機動戦士ガンダム」のオープニングに、ユニコーンガンダムが登場するという異色の構成。楽曲・映像とも雰囲気は当時のものを活かしながら、そこへ新しい世代のユニコーンガンダムを無理なく登場させており、実際に会場周辺で見ていた一般客の反応も大きかったようだ。
これら演出以外にも、立像周辺ではさまざまな企画が実施される。11月26日(予定)までは立像正面にフォトデッキが設けられ、自由に記念撮影が行えるほか、専門カメラマンによる有料撮影も受け付ける。また、隣接するトレーラーショップでも各種商品などを取り扱う。