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i-dio、東京西部の放送エリア拡大。都内を3局でカバーし「良好な受信環境を実現」
2017年10月10日 16:11
VHF-Low帯を利用した放送サービス「i-dio」(アイディオ)の、東京西部の放送エリアが拡大。東京西(檜原)中継局が10月10日に開局し、都内をカバーし良好な受信環境を実現するという。
「i-dio」は、地上アナログテレビ放送終了後のVHF-Low帯を利用した新たな放送サービスとして昨年からスタートしている。10日に開局した東京西(檜原)中継局は、 東京都西部エリアにおける受信環境を改善するために開設したもの。
これにより、 i-dioの関東・甲信越ブロックの放送は、 東京親局(東京タワー)・秦野中継局(神奈川県)に加え3局体制となり、都内をカバーする良好な受信環境が実現するという。i-dioはSFN(単一周波数ネットワーク)で構成されているため、 利用者はどの送信所の電波を受信しているかを意識せず、「快適に移動中も受信できる」という。なお、東京西(檜原)中継局は、 全国では12局目のi-dio送信所となる。
東京西(檜原)中継局がカバーするのは、東京都西部エリア(八王子市、立川市、あきる野市、昭島市、福生市等東京都西部地区)と埼玉県の一部。送信周波数は105.428571MHzで、送信出力は2kW。
なお、i-dioは放送波での受信が難しい場合、インターネット受信モードで音声チャンネルを聞く事もできる。