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ドコモ、Xperia XZ1と赤いXZ Premium「Rosso」。フルHDと4KのHDR対応モデル
2017年10月18日 11:25
NTTドコモは、5.2型フルHD液晶とAndroid 8.0 Oreo搭載のスマートフォン「Xperia XZ1 SO-01K」を、11月上旬に発売する。本体カラーはブラック、ウォームシルバー、ムーンリットブルー、ヴィーナスピンクの4色。
また、4K HDR液晶ディスプレイを備えた既発売の5.5型「XperiaTM XZ Premium SO-04J」に、新色の「Rosso(ロッソ)」を追加。10月27日に発売する。
さらに、4.6型HDで超広角のフロントカメラを備えた「Xperia XZ1 Compact」も発売するこのモデルについては別記事で掲載する。
5.2型でHDR対応の「Xperia XZ1」
XperiaのフルHDモデルで初となるHDR対応の5.2型/1,920×1,080ドット液晶「トリルミナスディスプレイ for mobile」を搭載したモデル。NetflixやdTVのHDRコンテンツなどを楽しめる。既報の通り、auからは11月中旬、ソフトバンクからは11月上旬以降に発売される。
Xperia史上最高の音圧/音量というフロントステレオスピーカーを内蔵。アンプも高出力化し、昨年モデルのZと比べて音量を約50%アップしたS-FORCE FRONT SURROUNDスピーカーとなっている。ヘッドフォン利用時の音質も改善しており、クロストークの削減によりクリアなステレオ感などを実現したという。
ハイレゾ再生に対応し、圧縮音楽をハイレゾ相当の音質に変換再生するDSEE HXも搭載。デジタルノイズキャンセリング機能も備える。PlayStation 4のリモートプレイにも対応。
Bluetooth 5.0を搭載し、コーデックはLDACのほかaptX HDにも新たに対応。aptX HD接続時は対応ヘッドフォンとの組み合わせで最大48kHz/24bitのハイレゾ音源(576kbps)も伝送できる。なお、LDACは最大96kHz/24bit(990kbps)。
カメラは、シャッターを押す前の写真も自動で保存する「先読み撮影」を強化し、笑顔を検知して自動で保存可能。シャッターを押す5秒前までのタイミングで最大4枚記録され、「思いがけない一瞬の笑顔」も残せるという。動く被写体に追従する「オートフォーカス連写」にも対応。AF追従により秒間10コマ/最大10秒の100枚まで連続で撮れる。
メインカメラは1,900万画素の1/2.3型CMOSで、最高960fpsのスーパースローモーション撮影にも対応。4K動画撮影もできる。フロントカメラは1,300万画素で、広角22mm。自撮りなどで明るく撮影できるディスプレイフラッシュにも対応した。
人の顔や食べ物などの形を、立体的に撮影できる「3Dクリエーター」にも対応。被写体の周りを180度または360度回りながら撮影することにより、1つのレンズでも立体的な静止画が記録できる。撮影後はアプリ上で3Dアバターにしたり、SNSでのシェアなどに使える。3D撮影時のモードとして、「顔」(180度)、「頭部」(360度)、「フード」、「自由造形」のメニューを用意。
作成した3Dデータには自動でアニメーションを付けられ、カメラアプリの「ARエフェクト」上で動画として表示できるほか、11月以降に提供予定のアップデートで3Dアニメーションも作成可能。アニメーションGIFとして保存でき、1:1サイズのGIFファイルとして、アルバムからSNSにシェアできる。3Dクリエーターで作成したものは、Live壁紙としても保存できる。さらに、スキャンした3Dデータ(.obj)を元に、3Dプリンタを使ってフィギュアの作成もできる。11月以降に3Dクリエーターアプリがアップデートされ、DMM.makeの有料サービスと連携し、自分の顔などのオリジナルフィギュアが作れる。
就寝前に通知や画面の明るさを抑えたり、仕事中は通知を制限するといった設定が可能な「Xperiaアクション」機能には、「通勤中」と「ゲーム中」の項目が追加。ゲーム中は通知をブロックしたり、本体を手に持っている時は画面をONのままにすることが可能。通勤中は、ミュージックアプリを開始したり、BluetoothをONにするなどのアクションに対応する。
チップセットはクアルコムのSnapdragon 835で、CPUはオクタコア 64bitのMSM8998、RAMは4GB。ストレージは64GB。ドコモ回線の通信速度は、受信最大788Mbps。
バッテリ容量は2,700mAhで、連続使用時間は従来機と同等を維持。USB 3.1対応のType-C端子を装備。Quick Charge 3.0対応で、Qnovoのバッテリ制御技術も搭載。
無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n/ac。指紋認証にも対応する。本体は押出成形のメタル素材を使用し、曲げ/ねじれ強度はXperia史上最高としている。側面から背面に継ぎ目がなくつながったデザインで、側面のメタル部分はアンテナの機能も兼ねている。IPX5/8とIP6Xの防水防塵仕様。表面はGorilla Glass 5。外形寸法は148×73×7.4mm(縦×横×厚さ)、重量は156g。
4K/5.5型HDR対応の「Xperia XZ Premium」に新色Rosso
5.5型/3,840×2,160ドットの4K液晶ディスプレイを搭載し、5月にXperia最上位モデルとして登場した「Xperia XZ Premium」(SO-04J)の新色。HDR 10をサポートし、dTVなどの4K HDRコンテンツに対応。
1,920万画素リアカメラ/1,300万画素フロントカメラを搭載。リアカメラは1/2.3型メモリ積層型イメージセンサーのExmor RS for mobile。最高960fpsのスーパースローモーション撮影や、シャッターを切る直前の静止画が撮れる先読み撮影に対応する。
ハイレゾ音楽再生も可能で、デジタルノイズキャンセリング機能も搭載。Bluetooth接続時のコーデックはLDACもサポートする。
チップセットはQualcomm Snapdragon 835(MSM8998)で、2.45GHz×4+1.9GHz×4のオクタコア構成。メモリは4GB、ストレージは64GB。外形寸法は156×77×7.9mm(縦×横×厚さ)、重量は約191g。バッテリ容量は3,230mAh。