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ドコモの各映像配信をまとめて見られる「テレビターミナル」。Android TVでHDRや地デジ

 NTTドコモは、dTV、dアニメストア、DAZN for docomoの各映像配信サービスに加え、2018年1月に新スタート予定の「dTVチャンネル」や「ひかりTV for docomo」に対応し、それらのサービスを1台で楽しめる専用チューナ/STB「ドコモテレビターミナル」を2018年1月より発売する。単品発売も予定しているが、価格は未定。

ドコモの各映像配信をまとめて見られる「テレビターミナル」。Android TVでHDRや地デジ ドコモテレビターミナル
ドコモテレビターミナル

 Android TV搭載のテレビチューナ/STBで、対応サービスは、dTV/dTVチャンネル、dアニメストア、DAZN for docomo、ひかりTV for docomo。主に'18年春スタート予定の「ひかりTV for docomo」用STBとしての利用を想定し、フレッツ網の光回線を利用した地デジ/BSデジタル受信にも対応。別売USB HDDへの録画機能も備えている。開発はファーウェイジャパン。

 ひかりTV for docomoは、ひかりTVとdTVのコンテンツを統合し、50以上の専門チャンネルと16万本のVODが楽しめるサービス。NTTドコモ回線ユーザーの月額料金は通常3,500円、2年割で2,500円。フレッツ網の光回線経由で地デジやBS放送のほか、ひかりTVの各チャンネルサービスを楽しめる。加えて、dTVとdTVチャンネルが付帯するため、外出先やモバイル端末ではdTVやdTVチャンネルのコンテンツを楽しめる。

ドコモの各映像配信をまとめて見られる「テレビターミナル」。Android TVでHDRや地デジ ひかりTV for docomoの多チャンネル放送トップ画面
ひかりTV for docomoの多チャンネル放送トップ画面
ドコモの各映像配信をまとめて見られる「テレビターミナル」。Android TVでHDRや地デジ ひかりTV for docomoのビデオオンデマンドトップ画面
ひかりTV for docomoのビデオオンデマンドトップ画面

 ドコモテレビターミナルには、ユーザーを5人まで登録可能で、ユーザーごとのレコメンド機能も用意。サービスをまたいだ人気番組やオススメ番組を紹介してくれる。4K/HDR出力にも対応し、dTVやひかりTVの4K/HDR番組を視聴できる。HDRはHDR10とDolby Visionに対応する。

 また、専用アプリを使って、テレビ番組の外出先からのリモート視聴や予約も行なえる。

 付属リモコンでは、音声によるコンテンツ検索が可能。また、YouTubeの動画再生にも対応するほか、Google Playからのアプリ追加も可能となっている。出力端子はHDMI×1で、HDCP 2.2に対応。LAN端子(Gigabit Ethernet)とIEEE 802.11ac/a/n/g無線LANを備えている。CPUはクアッドコアの2.0GHz、メモリは3GB、ストレージメモリは16GB。Bluetoothや赤外線も備えている。外形寸法は107×107×26mm(幅×奥行き×高さ)、重量は190g台。