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アクションカメラとサイクルコンピュータを一体化、上り坂で自動録画開始「X5-Evo」

 日本コンピュータ・ダイナミクスは、Acer傘下のXplovaが開発した、アクションカメラ内蔵のサイクルコンピュータ「X5-Evo」を、11月20日に日本で発売する。価格は49,800円。通販サイトのB’s supplyで先行予約販売を11月19日まで実施しており、同サイトでは10% OFFで予約を受け付けている。

アクションカメラとサイクルコンピュータを一体化、上り坂で自動録画開始「X5-Evo」 アクションカメラ内蔵のサイクルコンピュータ「X5-Evo」
アクションカメラ内蔵のサイクルコンピュータ「X5-Evo」

 自転車に取付けて、スピードやGPSのログ記録などを行なうサイクルコンピュータに、カメラも内蔵しているのが特徴。一定のスピードに達した時や、上り坂にさしかかった時など、設定した値になった時に、自動で録画を開始する事も可能。撮影動画に、スピードや心拍数などを重ねて表示する事もできる。

アクションカメラとサイクルコンピュータを一体化、上り坂で自動録画開始「X5-Evo」 撮影動画に、スピードや心拍数などを重ねて表示する事もできる
撮影動画に、スピードや心拍数などを重ねて表示する事もできる

 基本となるダッシュボード画面では、グラフィカルな表示で速度、心拍数、ケイデンス、高度、斜度、走行距離、走行時間に加え、パワーや、シマノ製の電動コンポ「Di2」のギアも確認できる。連携可能なセンサー類はANT+。

 ディスプレイは3インチの半透過型で静電容量型のタッチスクリーン。解像度は240×400ドット。周囲の明るさに合わせて、画面の明るさを自動調整可能。IPX7の完全防水で、水深1mに最長30分水没しても耐えられる。タッチスクリーンだけでなく、物理ボタンも備え、グローブをはめた片手でも操作できる。

 カメラは720/30pでの撮影が可能で、画角は120度。ストレージメモリは8GBを備えている。

 録画機能は、本体の録画ボタンを押す事で、最大1時間(空き容量次第)の手動録画が可能。撮影動画をスマートフォンのアプリに転送もできるが、その場合は3分以内の動画となる。

 さらに、「データリンク自動録画」機能を搭載。スピード、パワー、心拍数を自動録画開始のトリガーとして設定でき、「ペダリングに集中したまま、気持ちが引き立つ瞬間を逃すことなく撮影できる」という。記録時間は3、6、9、15、30秒から選択可能。

 さらに、数時間のサイクルシーンを数秒間にまとめる「タイムラプス録画」、走行ログの取得中に、録画し続け、2分間の録画データを10本まで本体に保持、古いデータに順次上書きしていく事で、最新の18~20分間のデータを保存するドライブレコーダ機能も備えている。

 撮影した動画に、サイクルコンピュータで測定した各種データをオーバーレイ表示できる。

 バッテリは1,500mAhのリチウム電池を採用し、約12時間(無線LAN/バックライト OFF、GPS 3D-Fixed)。

 無料のグローバルOSMマップも利用可能。無線LAN機能も備え、X5-Evo本体から、詳細なOSMカラーマップをダウンロードできる。

アクションカメラとサイクルコンピュータを一体化、上り坂で自動録画開始「X5-Evo」 マップ表示も可能
マップ表示も可能

 グローバルOSMマップ上に、登り、ターン、フードストップ、給水、栄養補給などのポイントを設定できる「スマートサイン」機能を用意。ユーザー自身でカスタマイズした、独自のサイクリングルートを作成でき、走行中にあは、次の休憩ポイントや、次の上り坂までの距離などを知らせてくれる。外形寸法は110×62×23mm(縦×横×厚さ)で、重量は120g。

 連携用アプリは2つ用意。「Xplova Connect」は、ルートプランの作成、スマートサインの設定、トレーニングプランのダウンロード、走行データの外部サイトへのアップロード、アクティビティの管理が可能。

 「Xplova Video」では、アプリで動画の編集や、SNSにアップロードしての共有が可能。

アクションカメラとサイクルコンピュータを一体化、上り坂で自動録画開始「X5-Evo」 「Xplova Video」
「Xplova Video」