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プレゼンや会議に動画活用。アイ・オーがビジネス向けのマイク付きHDMIキャプチャ

 アイ・オー・データ機器は、1080/60pのHDMI映像をSDカードやUSB HDDへ録画できるキャプチャユニットに、外付けマイクも同梱したビジネス向けモデル「GV-HDREC/B」を11月末より発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は21,384円(税込)。

プレゼンや会議に動画活用。アイ・オーがビジネス向けのマイク付きHDMIキャプチャ GV-HDREC/B
GV-HDREC/B

 パソコンなどとHDMIケーブルで接続し、画面をフルHDで保存できるキャプチャユニット。付属の無指向性集音マイクや別売のハンドマイクを使うことで、音声も同時に録音できる。録画形式は、最大1080/60p(36/28Mbps)のMPEG-4 AVC/H.264。画質は1080/30pや720/60pなど5段階から選べる。

 ビジネス向けモデルとなっており、ソフトウェアの使用操作手順をそのままマニュアル動画にしたり、会議や講義のプレゼン資料を音声付きの記録動画として残すといった用途を想定。パワーポイントやPDFなどの資料共有だけでなく、動画も活用することでスピーディーかつ効率的な情報伝達ができるとしている。なお、DVDやデジタル放送など著作権保護された映像は録画できない。

プレゼンや会議に動画活用。アイ・オーがビジネス向けのマイク付きHDMIキャプチャ 付属の集音マイク
付属の集音マイク

 USB端子とSDカードスロットを本体に備え、別売のSD/SDHC/SDXCカード(最大128GB)やUSBメモリ、USB HDD(最大2TBまで)に記録できる。フルHD録画時の目安は、128GBのSDXCカードで約9時間。

 本体のボタンで操作が行なえ、単体で録画映像の再生も可能。最大120倍速の早送り/早戻しと1/8倍速までのスロー再生、コマ送り/コマ戻しに対応。リピート再生にも対応し、音声付きサイネージにも活用できる。

 不要なシーンをカットしたり、2つの動画をつなぎ合わせるといった映像編集も可能。録画した映像を外部ディスプレイで再生しながらの「アフレコ」も可能で、解説などを後から録音できる。

プレゼンや会議に動画活用。アイ・オーがビジネス向けのマイク付きHDMIキャプチャ 本体上部の操作ボタン
本体上部の操作ボタン

 HDMI入出力を各1系統備え、パススルー出力に対応。HDMI CECに対応し、対応するテレビのリモコンから本体操作が可能。そのほか、HDMI非搭載の機器などを接続するための3.5mm 4極ミニジャックのAV入力端子を備え、付属のAV入力変換ケーブル(RCA-3.5mm)で繋げられる。3.5mm 4極ミニジャックのヘッドセット端子も備える。

 録画の残り時間やステータス状態などが分かるOSD表示は、HDMIパススルー機能OFF時は表示中に決定ボタンを押すことで消せるため、画面の表示内容に集中できるという。なお、OSD表示は記録できない。なお、HDMIパススルー時は常時OSD表示されない。

 電源は付属のACアダプタを使用するほか、別売モバイルバッテリでも動作する。外形寸法は140×60×32mm(幅×奥行き×高さ)、重量は160g。HDMIケーブルなどが付属する。