THETA V向けiPhoneアプリがアップデート。動画撮影時のWBや露出補正が可能に

　リコーは16日、全天球カメラ「THETA」向けのiPhone用アプリをバージョンアップ。4K対応のTHETA Vにおいて、動画撮影時の操作性や、動画撮影機能を強化した。11月9日にAndroid向けアプリで同様のバージョンアップを行なっており、今回はiPhone版アプリのアップデートとなる。バージョンは1.14.0。

THETA V

　THETA Vとアプリを接続し、動画モードでホワイトバランスと露出補正が可能になった。

　さらに、動画モード撮影時に、スティッチのON/OFF設定も可能になる。THETA Vで撮影した動画をスマホに転送する際に、天頂補正のあり/なしも選択できるようになった。

　THETAを垂直に固定して撮影できる場合などは、撮影時にスティッチをON、転送時に天頂補正なしを選択すると、短時間で転送できる。「天頂補正ありで転送］の場合は、従来と転送にかかる時間は変わらない。ただし、カメラ側のファームウェアを最新のバージョン1.11.1以上にする必要がある。