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カメラの1080p映像をスマホでライブ配信。AVerMediaの小型HDMIキャプチャ

 AVerMedia TECHNOLOGIES(アバーメディア・テクノロジーズ)は、ビデオカメラやデジタルカメラからフルHD映像を記録しながら、スマートフォンやPCでライブ配信できる、HDMI装備の「UVCキャプチーデバイス(BU110)」を12月12日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は27,000円前後。

UVCキャプチーデバイス(BU110)

 屋外などでも使える、重さ約82gの小型HDMIキャプチャデバイス。最大1080/60fpsでの録画と、AndroidスマホまたはPCでのライブ配信に対応。USB 3.0のType-C端子を備え、UVC(USB Video Class)に対応。パソコンと接続する場合もドライバのインストールは不要。「イベント、アウトドアでのライブ配信、ユーチューバー、ジャーナリストに最適」としている。

 BU110とデジタルカメラまたはビデオカメラ、Android端末を接続し、Vault Micro製の配信用アプリ「CameraFi Live(有料)」または「CameraFi(無料)」を利用。PCがなくても、簡単に高画質/低遅延の映像を配信できるという。

ビデオカメラからのライブ配信の例
HDMI入力端子部

 映像をその場でパソコンに取り込み、他のソースと編集してストリーミング配信可能。PIP(ピクチャインピクチャ)機能や、文字/ロゴの挿入機能なども利用できる。Windows用ソフトの「AVerMedia RECentral(PC版)」が付属する。同ソフト利用時の録画形式はMP4。

 カメラのほか、ゲーム機やiPhone(別売アダプタ経由)などから録画して、パソコンからライブ配信することも可能。これらの映像はBU110経由でパソコン画面に表示される。パソコン側でキャプチャソフトを利用すれば、録画/ライブ配信のカスタマイズもできる。なお、HDCPで著作権保護された映像は録画できない。

 外形寸法は85×43×17mm。USB Type-Cケーブルや、USB Type-A to Type-Cケーブル(いずれも1m)が付属する。PCソフトの対応OSはWindows 7/8.1/10。

パッケージ