ニュース

TASCAMとゼンハイザーがVR録音で協力。DR-701DがAMBEO VR MICに対応

  • 臼田勤哉

2017年12月21日 15:03

　ティアックは、マルチチャンネルオーディオレコーダ「DR-701D」の最新ファームウェア V2.00を提供開始し、独Sennheiser(ゼンハイザー)製の「AMBEO VR MIC」などアンビソニック音声収録に対応した。これによりDR-701Dで、VRコンテンツの音声収録が可能になる。

DR-701DとAMBEO VR MIC

　「DR-701D」(直販価格78,000円)は、動画撮影する際に、高音質な録音を可能とする6トラックのPCMレコーダ/ミキサー。新たにゼンハイザーのAMBEO VRパートナーシップを締結し、同社のVRコンテンツ向けのマイク「AMBEO VR MIC」に対応。同マイクによるA/B Formatのアンビソニック録音に対応した。

　従来の機能に追加し、A format/B formatでの収録やステレオミックスでのBformat 信号のモニターに対応。VRコンテンツが行なえる。なお、アンビソニックス収録モードONの場合、ミキサーやオートゲインコントロール、デュアル録音、プラグインパワー供給、チャンネル間のディレイ調整、各チャンネルの位相反転機能は無効となる。


    【V2.00 の主な機能】
  • アンビソニックマイク収録モードを追加
  • ファントム電源供給が可能な4つの XLR 入力端子を搭載
  • A format もしくは B format での収録が可能
  • B format の信号をリアルタイムでステレオ変換し、ヘッドホン出力とライン出力でのインプットモニター、ファイル再生に対応。
  • B format は Ambix, FUMA の各ファイルフォーマットを選択可能
  • 全入力のトリムを一括して操作可能な GANG 動作モード
  • アンビソニックスマイクの様々な設置に柔軟に対応可能なマイクポジション選択機能
  • A format もしくは B format での 4ch 分の収録に加え、同時にステレオミックスの収録が可能
DR-701D