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フジテレビが新アニメ枠「+Ultra」、Ingressがアニメに。「全世界に向けて発進」
2018年3月9日 11:41
フジテレビは、新たなテレビアニメ枠「+Ultra」(プラスウルトラ)を発表。「海外にアニメカルチャーを広げたい」をコンセプトに、「高品質で世界基準のアニメ作品を、日本だけでなく全世界に向けて発進していく」という。深夜の30分枠で、10月から「イングレス」という作品を放送。2019年1月からは「revisions リヴィジョンズ」、4月からは「キャロル&チューズデイ」の放送を予定している。
コンセプトを体現するため、「+Ultra」ロゴと、ムービングロゴを制作。漫画家・大友克洋が手掛けている。
2018年10月放送開始「イングレス」
フジテレビは、Nianticが提供するスマートフォン向けゲーム「Ingress」を中心とした、拡張現実エンターテイメントをNianticと共同で企画。その中核プロジェクトとなるのが、アニメ「イングレス」。
物語は、人間の精神に干渉し、影響を与える未知の物質「エキゾチック・マター(XM)」を巡り、その力を受け入れ、人類の進化に利用しようとするエンライテンド、XMを脅威と見なし、コントロールしようとするレジスタンスの戦いに巻き込まれた主人公たちのドラマ。
アニメーション、オンライン位置情報ゲーム、そして現実がリンクする、新たな「拡張現実エンターテインメント」が展開する。原作はNiantic, Inc.。監督は櫻木優平。制作はクラフター。
あらすじ
2013年、スイスの原子核研究機構『CERN』。
ヒッグス粒子発見の影で、ある秘密プロジェクトが発足した。
そのプロジェクトの名前は『ナイアンティック計画』。
その目的は人間の精神に干渉する未知の物質を研究することにあった。
『エキゾチック・マター(XM)』と呼ばれる事になるその物質は、
古来より人々の精神・能力に感応し、人類の歴史にさえ大きな影響を与えてきたのだった。
世界各国の機関が、秘密裏にその研究に取り組んだ。
XM は、人類の希望または脅威とされ、
大国や巨大企業による争奪戦が巻き起こってゆく。
XM の力を受け入れ、人類の進化に利用しようとする『エンライテンド』。
XM を脅威と見なし、コントロールしようとする『レジスタンス』。
世界はふたつの陣営に別れ、今も争い続けている。
この世界で起きている争いの背後には、XM の存在があったのだ。
そして、2018 年……。
東京、そして世界を舞台に、XM をめぐる新たな戦いが幕をあける。
2019年1月「revisions リヴィジョンズ」
監督は、第36回星雲賞(アニメ部門)受賞作「プラネテス」や「コードギアス 反逆のルルーシュ」などの谷口悟朗。シリーズ構成・脚本は「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズの深見真。キャラクターデザイン原案は、「Wake Up, Girls!」の近岡直。アニメーション制作は「永遠の0」、「ALWAYS 三丁目の夕日」などを生み出した白組が担当する。
あらすじ
7年前のあの日、彼女は言った。
俺たちにいつか大変な危機が訪れる。
みんなを守れるのは俺だけだと。
誰も予言を信じていないけど、
俺は毎日トレーニングして、常に大事な仲間を守ってる。
そんな俺を認めてくれるように、
俺と4人の仲間に一通のメールが届いた。
そう。予言のときが、ついに、きたんだ......!
2019年4月「キャロル&チューズデイ」
「カウボーイビバップ」や「サムライチャンプルー」を生み出した渡辺信一郎と、「交響詩篇エウレカセブン」、「僕のヒーローアカデミア」など、多くのヒット作を世に送り続けるアニメーション制作会社ボンズが再びタッグを組んだ、オリジナルアニメ作品。
キャラクター原案は、日清食品カップヌードルのCM「HUNGRY DAYS 魔女の宅急便篇」、「HUNGRY DAYS アルプスの少女ハイジ篇」などのキャラクターデザインでも知られる窪之内英策。脚本はNHK連続テレビ小説「カーネーション」や、映画「ジョゼと虎と魚たち」などを手掛けた渡辺あやが担当。
物語の主軸となる音楽は、「マクロス」シリーズなど数々のヒットアニメの音楽を手がけたフライングドッグが担当する。
あらすじ
その時、ふたりは出会った。
その歌が起こす奇跡を、世界はまだ知らなかった。