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カメラの1080p映像をPCでライブ配信。アイ・オーのUSB Type-C接続キャプチャ
2018年5月16日 11:00
アイ・オー・データ機器は、ビデオカメラやデジタルカメラからのフルHD映像をキャプチャし、PCでライブ配信できるHDMI-USB Type-Cアダプタ「GV-HUVC」を6月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は20,400円前後。対応OSは64bit版のWindows 7 SP1/8.1/10と、macOS 10.13以降。
最大1080/60fps映像に対応するHDMI入力と、Type-C対応のUSB 3.0/3.1 (Gen1)を搭載し、UVC(USB Video Class)に対応。ビデオカメラやデジタル一眼カメラの高品質な映像/音声を、GV-HUVCを経由してPCに入力し、ライブ配信できる。ドライバのインストールは不要。USB給電で動作する。
配信ソフトは同梱せず、ユーザーが別途用意する必要がある。同社では「OBS Studio」と「Xspilit Broadcaster」で動作確認している。macOSは「QuickTime Player」も利用可能。
- OBS Studio Ver.20.0.1(Windows)/Ver.21.0.3(macOS)
- Xspilit Broadcaster Ver.3.2.1711.2927
GV-HUVCで動作確認済みの配信ソフト
「Skype」などを使い、簡易テレビ会議システムとしても活用できる。また、GV-HUVCとカメラのセットを複数台PCに接続し、PinP(ピクチャーインピクチャー)映像のライブ配信も可能。ただし、ソフトウェアエンコードでPCへの負荷がかかるため、推奨台数は最大2台としている。
カメラのほか、ゲーム機やiPhone(別売アダプタ経由)出力の録画やライブ配信も可能。HDCPで著作権保護された映像は録画・配信はできず、本体のLEDが白色点滅する。なお、iOSの映像キャプチャ時も同様に白点滅するが、これは正常動作となる。
外形寸法は43×12×85mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約33g。USB Type-CケーブルとUSB Type-A to Type-Cケーブルが付属する。